Russian Ambassador to Turkey Is Assassinated in Ankara - The New York Times

Russian Ambassador to Turkey Is Assassinated in Ankara - The New York Times:

衝撃的なニュースです。

ロシアのトルコ大使が、写真ギャラリーを訪れて挨拶をしているところで後ろから警護の警官に撃たれました。

そのときのビデオもこの記事で見ることができます。

銃を売った男は、「アレッポを忘れるな!シリアを思い知れ!」と叫んでいます。(イスラムの「神は偉大だ」とかも)

こちらはBBCの記事です。

この事件は、ロシアとトルコの関係を悪化させるというよりより強固にさせるだろうと見られています。事件を契機に両国ではテロ対策により強く手を結んで取り組むことになると。数ヶ月前のトルコにおけるクーデタ未遂事件以後、それまで対立関係にあったロシアとトルコは手を結ぶ方向に動いていて次第に結びつきが強くなってきています。トルコはエルドアン大統領の独裁が際立ってきました。反対する勢力は多くが逮捕されて投獄という目にあっています。
シリアの極めて複雑な勢力関係は、どう動いていくのか...

シリアでは、内戦が2011年から続いています。既に死者数は、30万人をゆうに超えて来ています。住居を無くし隣国などに逃れた難民の数は450万人ともいわれています。その一部の人たちはヨーロッパに移民として入っていますし、カナダ、アメリカなども受け入れています。


シリア内戦をより複雑化したのは、2015年にロシアが軍事介入を始めたことが拍車を掛けました。

今は、アレッポの惨状が毎日世界の最大のニュースになっています。日本は...無視していますね。(世界の状況からはかけ離れたニュースが放映されている。オスプレイが海岸に不時着したことなどが恰も大事件としてNHKでも放映している。こんなのなんでもないことです。5人の乗組員は無事であったのですし、日本人に一切の被害はなかったのですから。また、山口・東京にプーチン大統領が来ましたが、二島もしくは4島の返還が日本のニュースではほとんどでした。しかし、記者会見でロシアの記者の質問はシリアの情勢に対してのものでした。安倍首相ともシリア問題を話し合っているのですが、日本のマスコミはほぼ報道しません。日本の小さな島が還るとか還らないとかは、今の世界の情勢という視点からは小さなことです。)



昨夜はもう一つ大きな事件がベルリンのクリスマスの買い物で賑わうマーケットでおきました。

Berlin Breitscheidplatz: Lorry kills nine at Christmas market

現時間ではテロと断定はされていませんが、目撃者の証言では「計画されたもの」との発言があります。
その後の報道では、テロとほぼ断定しています。アフガンもしくはパキスタンからの移民で今年の2月16日にドイツに着いた男とのこと。(この記事。メルケル首相の移民を温かく迎え入れるという政策に行き詰まりが来たのではと...)

イスラム系の移民問題がヨーロッパを大きく覆っています。毎日、凄惨な事件が起きており、ネットを通じて(ソーシャルメディア FacebookやTwitterやブログその他)を全ての情報が世界に流れています。






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