生協の「ほぺたんカード」について

(追記) 2017年6月17日(土)、みずほ台店へ買い物に行きました。2週間ほど行っていなかった。さすがに「ほぺたんケード」加入を呼びかけるチラシの掲示はほとんどなくなっていました。数枚、目立たないように貼ってあるという程度でした。ここにも書いたとおり失敗は目に見えていましたからね。


私は生協「コープみらい」の組合員(店舗利用)なのですが、数か月前から「ほぺたんカード」というものを大々的に宣伝していますね。
非常に違和感を感じています。
なんで生協が、組合員メリットのほとんど無いこのような仕組みを導入するのだろうか?と。
このシステムの導入には極めて大きなコストがかかっているだろうとも推定します。(全額に近い費用を富士通や凸版系の会社が負担してくれたわけでもないだろうから。)どう考えても成功するとは、私には思えない。時代の読み方が根本的に間違っていると思います。
生協はつねに組合員へのメリットを追求する組織であると組合員は感じて利用していいます。このシステムは、うまく運んだら「生協のメリットが大きい」ことに目がくらんだのだろうか....

「ほぺたんカード」の説明サイトなどを読んでみて違和感を感じた部分を以下にコメントいたします。


レジ処理のスピードアップやお得なサービスを提供することで、組合員の利便性と満足度の向上を実現する。
レジ処理は本当にスピードアップされるでしょうか?自動チャージができない仕組みなので、カードで支払おうとして残高不足の場合は、その場で現金を出してチャージしなければならない。つまり、余計な時間がかかりますね。
このため、「レジに入るまえにチャージしておいてくださいね」と店内アナウンスしていました(T_T)。自動チャージの仕組みはないので組合員はチャージ機でチャージして(もしくは残高を確認して)からレジに並びなさいということですね。不便きわまりないです。
そもそも、買い物カゴに入っている商品の合計金額などわからないのだから、多め多めにチャージするしかないですね。
利便性と満足度の向上というとだけど、何らそんなものは感じられない。
大きな問題のもう一つは、このカードは生協の店舗でしか使えないことです。Suicaならコンビやスーパーなど使える店舗が多様かつ多数あります。スイカがプリペイドであることには常に違和感ががありますが、利便性の面から我慢して使っています。スイカは私のiPhoneに入っているので使い勝手は最高です。
しかし、ほぺたんカードは、スマホでは使えません。「カード式」のため、利便性も満足も感じることはありません。
また、iD、QUICKPayなら(Apple Payで使える)「ポストペイ方式」なので納得できますよね。「プリペイド方式は、余計目のお金をつねに預けておかなければいけないのですよね... Suicaの場合は毎日通勤で使うのです。生協の店に毎日通う人は組合員で何%でしょうか?


残高確認は、レジのほか、パソコンや携帯電話などの端末からも行うことができる
SUICAをスマホで使う場合は常に画面に残高がが表示されています。しかし、ほぺたんカードは残高確認が本当に面倒です。(昔の組合員カードはポイント残高が都度表示されてあれは良かった。しかし、廃止になった。)
確認方法:ほぺたんカードでお支払いのレシート、店舗設置チャージ機、カード裏面のお問い合わせ先、Webサイトで ということなので、ほぼ残高は分からないと言ってもいいでしょう。レジでの支払い時に残高不足がしばしば発生し時間を取るでしょうね。レジ待ちの時間を節減することを本当に考えるならスマホでの支払いを導入するのがいまは最善です。(数年するともっと進化しますよね。Amazon GOなど)


チャージ(入金)は、店内のチャージ機またはレジにおいて、1000円以上1000円単位で最大50000 円まで行え、商品の購入代金に利用できる。
一度チャージすると、現金化ができない。店で商品を購入するか残高を捨て去る以外に手がない(生協脱退時には残高はなにかを買って使い切るしか手がありまえん。Suicaは返金も可能な場合があります。)。
例えば、50,000円をチャージした後で、「しまった!現金が必要なんだ」と思い返しても救済はしてくれません。換金など不可能な生協の商品を購入する以外に方策がないのです。店では切手を売っているけど(これは換金性が高いので)ほぺたんカードでは売ってくれない。切手は現金でしか買えない!のです。
プリペイドカードとは、「前払い」に過ぎないですよね。それにしては、メリットが少なすぎる。生協が「組合員メリット」という観点から「電子マネー」を導入するならば、Apple Payやandroid payを導入すべきでしょう。ますます、普及の進むスマホで買い物ができるのはおおきな組合員サービスの向上といえます。このような支払い方式はまさに時代の流れですから当然に取り入れるべきことです。どうして、やらないのだろうか?
ほぺたんカードと同じしくみをコープかごしまでも導入しているようだけど、ほとんどWebからはやってるのかどうかすらわからないていどの扱い。利用が少ないのだろうと推定してしまいます。


このカード使った組合員には、使わない組合員と差別化して2倍のポイントが付与される。
う〜ん、組合員差別で気に食わない!組合員は出来る限り平等に扱ってもらいたい。
日曜日の午前中に買い物に来た人は、平等にポイントが二倍になるのは理解できます。(午後買い物に来た人とポイント倍率がことなるのは納得できる。)
プリペイドカード普及を目的に組合員差別を恣意的に行うということに強い違和感。運営者の発想が組合員から遊離しているのではないだろうか。


クレジットカードでは使いすぎが心配
今時の世の中でクレジットカードを保有していない人などいるのだろうか?クレカ持っていると使いすぎるという発想は、「数十年昔」の人が少数だけど感じていたことでしょうね。
ほぺたんカードなら使いすぎが無くなるみたいな書き方がどこかにしてあったように思ったけど、「余計なお世話」でしかないです。




参考サイトのご紹介:
プリペイドの仕組みは正確には「財布を預けているだけ」で真の意味の電子マネーではない。
電子マネーの定義はさまざまなのですですが、こちらは参考になります
電子マネーの世界が激変期を迎えていますので、こういうことも契機に勉強してゆきたいと思います。

コープさっぽろでも似たようなことをこの春から始めるようです。詳細ページ
2014/5/24の日経記事にある電子マネーは無記名のもので、クオカードのようなギフトカード的なものです。
それが、この春から組合員証を兼用する記名式のカードも発行するということのようです。狙いはわかるけど、上に書いたとおりでメリットが無いのではと思われます。
ちょっとカードの説明サイト(分かりにくい、詳しいことは店舗に行かないとわからないのかもしれません。)

[勝手提言]コープみらいが今やるべきこと(急いでやれば間に合うかもとおもいかきます。)

  1. ほぺたんカードを即刻、やめてこのことによる出血(損害)を最小限に留めること、上記したとおり成功などありえないのだから。情弱組合員に大きな迷惑を掛けることも避けねばならない。
  2. Apple PayとAndroid Payを早期に導入し組合員サービスの向上を図ること。そうすれば世の中の動きを正しく認識することができる。
  3. 電子マネーは新しいインターネットの登場によって、数年のうちに大きく使われるようになり、今予想もつかない姿になって社会に受け入れられるようになる。その研究を全国の規模において行うこと。一事業連合などではとても力不足。「知」があまりに足りなさすぎる。(昔、店舗の全国ネットをつくる組織ができかけたけど、今こそそれが必要な時にきた。)

※ インターネットが真の意味の第二期に入ろうとしている。多くの人はまだまだこのことに気付いていない。研究すらしていない。しかし、一年も眠っているとその認識不足は組織の将来に大きな問題(取り返しの付かない)をもたらすだろう。猶予期間は極めて短い。この(まだ、名前もない「第二期インターネット」では支払いの態様も革命的な変化をもたらす。(SUICA以外のプリペイドカードなどはあっという間に消える)
※ 電子マネーということばの定義を正しく理解しておくことも必要。SuicaもNanacoもたんなる「財布」に過ぎない。法律的な正しい呼び名は「第三者型前払式」支払手段という。前払いした財布から支払うだけのもの。多く人がイメージする電子マネーとはBitcoinのようなもののはず。真の電子マネーについて、真剣な研究を重ねる時期が今なのです。
※ プリペイドは、「財布」です。財布をその店に預けているということです。その店でしか使えない財布です。財布の中のお金は日本銀行が保証した「どこででも使うことができるお金」なのにプリペイドにチャージしたらその店の商品を購入するしか使えないという大変なことになっているのです。なっとく、全く出来ないひどい仕掛けです。







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