「管理費を納めないで住み続ける住民をどうすればいいの?」

このような記事をネットで見つけました。
管理組合の理事の本音「管理費を納めないで住み続ける住民をどうすればいいの?」Link

われわれのマンションに於いても大きな問題があるのではと感じています。
しかし、そうとうに厄介なことなので理事のみなさんとしては「触りたくない」というのが本音と思います。

毎月のエレベータまえに張り出される広報には、当月の滞納の状況を毎月報告することが必要と私は感じています。触れられたことはないですね。
定期総会の議案書には、若干 触れてはいますが「問題がある」とは普通の住人には読み取れないですね。そのため、ほぼすべての住民が管理費滞納などという問題がこのマンションに存在すること自体を知らないのが実情と思います。

このリンクの記事をお読みください。

理事のみなさんとしては、こんな問題に関わりたくない... とお考えになるのは当然と思います。なりたくてなった理事職ではないですからね。問題の解決をするのは「管理会社の仕事だ」と考えておられるだろうと思います。しかし、管理会社はどっこい、そんなふうには考えないでしょうね。法律的にも管理組合の責任範囲に在るものですから。面倒極まりない仕事ですしね。
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解決の方向性:
最終的には以下のことを実現する必要が在ります。
  • 理事会の構成を変える
  • 理事の選出方式を変更する
これを実現するには、住民の全てが関心をもち意見を述べる民主的なプロセスが必要です。2年間くらいの議論を要すると思います。以下がその時に必須のツールです。こういう手段=ツールとプロセスが無ければ実現はできず、いつまでも今のママです。
  1. それを実現できるのが、インターネット技術の活用です。
  2. その基本となるのが管理組合Webの構築です。
  3. その他情報を共有し交換できるクラウド・システムを導入することです。

 こちらに提案など書きました。こちらも
インターネット技術を運営の基盤として導入しなければ実現は不可能です。ここを考えていただきたいと思います。

情報を全ての住民に公開し共有すること。
住民は常に理事会に意見を述べることができるようにする(もちろんその発言は責任ある斧であることが求められる。全ての意見や質問は全住民に原則無条件で公開さることにします。そうすれば、無責任なクレーマー的発言は発生しません。)
その住民の意見・質問に他の住民も答えられるようにする。広く意見を求めることがなによりも重要なのです。正しい意見を述べるという習慣付けが育ってゆきます。

お祓いをやって神主にその謝礼を管理費から住民の許諾無く支払うとか280万円もの大金を住民に知らせることなく出金するなどという管理規約違反の行為は自然に防げます。
こんなことがまかり通る理事会・管理組合運営であってはならないと全住民が認識することが最低必要です。どの住民もこのようなことがあってはならないことと普通に理解する管理組合運営にするには、既に述べた情報の公開、全住民での共有ということが基本になります。


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