地震予知は出来ない! -- その2

ロバート・ゲラー教授の書いた最新の記事がでています。
「地震予知はムダ。いますぐやめたほうがいい」東大物理学者の警告
「大震災の前には、なんらかの前兆があるのではないか」と、2万人近い尊い命が奪われた東日本大震災の後には、地震調査関係の政府予算が急増した。9年度から11年度までの予算が100億円内外だったのに、12年度は350億円に達し、13年度も250億円を超えた。
このお金(全額ではないでしょうが)を地震が発生した時に必要となる対応への備えとして使うべきでしょう。「予知はできない」と見定めれば地震研究に必要な金額は、現在の浪費されている金額の何分の一にも減額できるでしょう。


地震予知連絡会はこちらです。47年間続いているのだけど、予知したこと一回も無し。すべて見逃している。当然ですよね、「空振り」したら日本が半分ひっくり返るのだから。
しかし、重要なのは莫大な私たちの税金がここに注ぎ込まれているということです。47年間に渡って、なんにもしていない組織の活動にです。


学者の先生は、事後に分かったような解説をつけるのが仕事でもあるのでしょうね。(経済学者という類の人たちも同様ですね。経済予測でまともに当たった事ない。20年とか30年前に土日の午前のTV討論番組で経済学者が出てきてやってましたね。全てハズレでした。もうTVは見ないことにしています。経済混乱が起こった後に後付での分かったような解説はあります。しかし、ほぼ意味がない。)



地震保険の金額の矛盾などでもわれわれ国民は「地震は予知できる」という幻想のため無駄金使わさているということです。


この件については、こちらをクリックしてください。
地震は予知できないとしっかり見定めること、日本では大きな地震は10年くらいのサイクルでどこかで発生する。そのことに備えるべきであり、そのためにお金を注ぐべきである。地震が起きた時のための必要な資材の備蓄や人の育成や対応設備施設の充実に。今は予知が決してできない地震予知研究に膨大な金を注ぎ込んでいる。

下は予知できないの一つの例です。
熊本は地震の「安全地帯」 県の「企業立地ガイド」削除 「内容1から見直す」
熊本は地震の「安全地帯」、東北は「危険地帯」――こんな記載が含まれていたWebサイト「企業立地ガイドKUMAMOTO」を、熊本県が4月20日に削除した。


「北九州市で大地震が起きるの?」"地震予知"めぐる問い合わせで、NHKが注意喚起
ここでは、さすがのNHKもはっきりと「現代の科学では時間や場所を具体的に特定する地震予知は確立されていません。
日本はどの地域でも地震への備えが必要です」と書いています。

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