三芳町から、2026年9月14日にウェブサイト改善提案への回答をいただきました。 古い申請書のページが削除されるなど、具体的な一歩がありました。その一方、サイト全体を継続して点検する仕組みは、これからの課題です。 紙おむつ給付の申請書に古い様式が残っていたことをきっかけに、私はAIの力も借りて三芳町の公式ウェブサイトを調べ、9月1日に改善提案を町へ送りました。今回の回答を受け、まずは対応してくださったことへの感謝と、今後への期待を記しておきます。 具体的な対応が始まりました 町からは、紙おむつ給付の旧様式を掲載していたページを削除したとの回答がありました。また、申請書の整備、本人確認書類の記載内容の確認、リンク切れページの確認について、関係各課への整備依頼を検討しているそうです。ウェブサイトの公開内容や画面の管理は秘書広報室、技術的な維持・管理は財政デジタル推進課が担当していることも説明されました。 別にお知らせした、画面下部の広告が二つのボタンを隠してしまう問題についても、町はページ下部に余白を設ける対応をしたと知らせてくれました。私が確認した画面でも、ボタンは見られる状態になっています。住民からの指摘が修正につながったことを、うれしく思います。ただ、広告が画面を大きく占める点は残っており、使いやすさには引き続き改善の余地があります。 サイト全体の仕組みづくりは、これから 一方、今回の回答は、サイト全体を継続して点検・改善する仕組みを設けるという段階には至っていません。町は、全ページと添付ファイルの台帳を作る予定や、サイト全体を点検・整備する計画は、現在のところないとしています。改善計画や進捗を住民へ公表する考えも、現時点ではないとのことです。 私は、公式ウェブサイトを単なる「お知らせの置き場」以上のものと考えています。申請に必要な書類を探し、制度を確かめ、町へ問い合わせるための、住民の日常の窓口です。古い情報や使いにくい画面は、重大な事故にならなくても、一人ひとりの時間や安心に影響します。 小さく試し、効果を確かめながら 町が費用を心配するのも理解できます。だからこそ、全ページを一度に大改修することだけが道ではないと思います。例えば対象を少数のページに絞り、AIを使って古い表現やリンク切れの候補を探し、職員が原資料と照合して修正する。安全性や専...
町への問い合わせが広告の下に――三芳町ホームページで戸惑ったこと 三芳町のホームページを開き、役場の案内を確認しようとした。ところが、ページを一番下までスクロールしても、必要なボタンが見えない。画面左下の広告が、案内を覆っていた。 広告の「×」をクリックして閉じて、ようやく「開庁時間・アクセス」「各課への問い合わせ」が現れた。私自身、最初は戸惑った。 役場に行く方法や町に問い合わせる入口が、広告を閉じないと見えない。 自治体のホームページとして、この構成は改善してほしい。 確認日:2026年9月13日。以下は、私の閲覧環境で確認した状況の記録である。 最下部まで進んでも、案内が広告に隠れる 次の画像は、広告を表示したままページを最下部までスクロールしたところだ。淡い緑色の大きな広告枠が、役場の基本情報と案内ボタンに重なっている。さらに下へスクロールして、隠れた案内を見せることもできなかった。 図1 広告表示中。ページ最下部でも、役場の重要な案内が広告に覆われている。2026年9月13日11時08分撮影。出典:三芳町公式ホームページ、筆者のスクリーンショット。 「×」を押すと、必要なボタンが現れる 広告の右上にある「×」をクリックして閉じた後の画像がこちらである。左下に「開庁時間・アクセス」「各課への問い合わせ」のボタンが見える。電話番号や業務時間も読める。 図2 広告を閉じた後。画像左下に、隠れていた案内ボタンが見える。2026年9月13日11時16分撮影。出典:三芳町公式ホームページ、筆者のスクリーンショット。 画像はそれぞれクリックすると拡大して確認できる。2枚は撮影範囲や表示の大きさが異なるため、寸法を比較する資料ではない。広告表示中の遮蔽と、閉じた後に案内を確認できる状態を示している。 ボタンそのものがないわけではない。しかし、私の環境では広告を閉じない限り見えず、画面上で目的のボタンを確認して使うことができなかった。隠れていると知らなければ、広告を閉じる必要にも気づけない。「閉じれば使える」という説明だけでは、この戸惑いは解消しない。 町自身の制作方針と合っているだろうか 町が公開している「三芳町ウェブ・アクセシビリティ・ガイドラインについて(概略)」には、次の一文がある。[1] 操作するボタンやリンクテキストなどは、見や...