こちらにコロナウイルス感染防止のためになにが必要なのかを書いてゆきます。少し長くなりますが、お読みいただければと思います。そして、みなさま方からもご意見などお寄せいただくとありがたいです。
テレビなどでは、政府の対応に批判を公然としゃべるゲストが出てくるようですが、ああいうのに騙されてはなりません。
専門家会議が目指していることは、医療崩壊を招かないことなのです。世界の多くの国々で医療崩壊が起こっています。韓国、イタリア、スペイン、フランス、ニューヨークなどなど...日本は持ちこたえています。ここをしっかり評価しなければなりません。とても大切なことで分かりやすいことなのですが、意外とこれが分かっていない人が多いようです。
2020-05-12追記:どうしても外出せざるを得ないときにコロナから身を守る方法 (←いい内容を書いていただいていると思います)
このマンションには、高齢者が多いので特に感染に気をつける必要があります。
感染の予防に一番の効果がある対策は、下の図です。
このマンションで普通に生活していて気になることがあります。
ウイルスは、感染した人の体の中で増殖し1兆個を超える数になります。そして、体内から液体と一緒に出てきます。感染者が咳をしたときに唾液と一緒に吐き出されますね。目が痒くて書いた時に手に付きます。鼻の穴を手で触った時に手に付きます。
汗をかいた時にも汗の中に混じってでてきます。今の時期は汗は出ないのであまり問題ではないです。
感染者の手にはウイルスが付着していることが普通です。その数は想像外の多さです。ウイルスはとてもとても小さいモノなのです。
例えば、
* 感染の抑え込み手段の内容 → 理解しておくこと重要です。
3つの感染の抑え込み方法(日本は日本の方法を取らねばなりません。)
1:中国は、「地域封鎖」を行い流行を抑え込みました。欧米は武漢市と同じアウトブレイクに見舞われています。そして、中国にならって地域封鎖を始めています。国ほどの厳格さを課すことは国状が異なるのでできません。ゆるい封鎖で成功するかどうかです。
2:韓国。徹底した「ローラー作戦」で住民への検査を実施し陽性者を漏れなく隔離しました。その結果、抑え込みに成功しつつあります。1日で900人以上の新規感染者を確認した日もありましたが、最近は100人前後となっています。
* これをやるには人手が厖大に必要です。韓国は軍を動員しました。日本は自衛隊を使えるのでしょうか?(アレルギーを持つマスコミと政党が巾をきかせています。)
3:日本は「クラスター対策」という方法をとっています。すべての感染者を明らかにする戦略ではなく、イベント自粛や休校措置、外出自粛など、流行規模に応じて住民の協力を呼びかけていあす。クラスター(集団発生)を早期に発見し、その周辺について徹底して検査を実施し、次なるクラスターの発生を防ぎ封じ込める戦略です。さらに、発生したクラスターを丁寧に分析して、必要な住民や事業者へ協力を呼びかける方式です。
* このことを理解できない(イカガワシイ)「コメンテーター」というのが出てきて、専門家ぶってけなしまくります。日本に厖大な損害をもたらしています。
結果的として日本は、欧米のようなオーバーシュート(爆発的流行)を認めることなく、現在まで感染をコントロールできています。北海道ではいい結果をだしました。流行早期であれば、地域封鎖によらずとも、住民や事業者の自主的な協力で抑え込めることを証明したのは、世界への重要なメッセージになったと思います。
ただし、中国も韓国もそして日本も、まだまだ危ない橋を渡っています。3国とも感受性者(免疫のない人)が多数です。ここに「大きな恐怖が潜んでいる」と知っておくことも必要です。
オーバーシュートが認められたら「新型インフルエンザ等対策特別措置法」に基づく対応が必要になります。(⇢ これに大声あげて反対していた政党がありました。感覚悪すぎです。)
この法律では、首相が「緊急事態宣言」を行うことで、都道府県知事には、住民に対して外出しないよう要請できるようになるほか、多数者が利用する施設の使用停止、イベントの開催制限(ほぼ強制)といった権限が与えられます。欧米の一部地域で行われているほどではありませんが、日本でも「地域封鎖」に近いことが可能になるのです。
決定的な対策としては次のことになります。
「集団免疫」です。ワクチンの開発には2年近くかかりそうです。開発が成功するかどうかは未だ不明です。とすると、一人ひとりが一度、このウイルスに罹患して、回復してもう罹らない体になることです。
老人(60才以上くらい)は、重症化する確率が(他国のデータで分かるように)非常に高いです。イタリアの死者の統計では、全ての死者は60才以上です。70才代と80才代が多数です。(90才代は人口が少ないため死者が少ないだけです。)
このウイルスの流行は、この部分まで覚悟しておかねばならないのが現実です。
かすかなる希望:全て確率は非常に低そうです。
注:上記は沖縄県立中部病院感染症内科の高山義浩先生の論考をほとんど参考にアレンジして書いています。
検査で感染が確認(陽性)されたら隔離(入院)となるのが現状です。法律の定めです。
重症者は、入院して治療を受ける必要があるのは当然ですが、感染症のため専門の病室が必要であり専門の医師が必要です。では、どのくらい日本には受け入れる能力があるのかを知っておきたいですね。こちらをクリックで今日の時点での状況数値が分かります。
感染防止に一番有効な手段の一つが「手洗い」です。正しい洗い方とは、少し難しいものですね。
欧米では握手をすることが常ですが、これがウイルス受け渡しの一つになっています。
ウイルスは、咳やクシャミによって体外に排出されドアノブや通路の手すりや壁などに付着します。そこに次の人が触った時その人の手にとり付きます。その手で口や鼻や目を触ることで体内に取り込まれ、急速に増殖します。1兆個を超える数に短時間で増殖します。そして、同様に他の人に感染を広げてゆきます。ウイルスは直径10〜100ナノメートル程度と非常に小さいのものです。ウイルスの命運を握っているのは「あなたの手」です。
手洗いの順序は、石鹸に水を付けてから水と石鹸を一緒に手につけます。十分に洗ってから洗い流します。
石鹸はウイルスを分解する効能を持っています。「界面活性剤」がその役割を果たします。
(手についているウイルスを洗い流すために石鹸で手洗いするのではないのです)普通の人の手のサイズなら石鹸の量は液体石鹸では小さじ半分でOKです。なお、抗菌剤入りの石鹸が普通の石鹸よりウイルスに効果があるとの研究はありません。石鹸ならどれでも効果があり同じ効果です。
石鹸での手洗いは20秒を必要とします。同時に洗い方が間違っていると意味をなしません。手の中でウイルスが取り付くのは指先、指と指の間、手の甲そして爪の内側です。これらの部分を十分な強さで洗ってください。軽く洗ったのではウイルスが生き延びるのだと考えてください。特に爪を伸ばしている場合は、より丁寧な手洗いが必要です。
しかし、余りに強くこすったり余りに頻度高く洗うと乾燥肌にしてしまいひび割れを作ってしまうことがあります。(冬のアカギレなどを考えてください) ウイルスの体内への侵入の道を作ったとおなじです。乾燥を防ぐケア(クリームを使う)に気を配ってください。
手洗い時の水の温度は配慮要りません。温水も冷水も同じ効果があります。但し、熱すぎるお湯では肌を痛めます。ウイルスの侵入チャンスを作るかも知れません。
よくこすって洗ったら、手についている泡を別の手を添えて流水できれいに洗い流してください。肌に泡が残ったままだと乾燥した時に肌の潤いを取り去り、乾燥とひび割れを招くことがあります。
洗い終わったら肌をよく乾かしましょう。湿気が残ったままだだと、ウイルスや(ウイルス以外の)細菌を培養することになります。(手洗いの効能を帳消しにしかねないのです)
外出時などで石鹸が無い場合は、60%以上のアルコール消毒液を使いましょう。(アルコール消毒液はノロウイルスには効きめがありません) このとき大切なことは、手全体を湿らせるに十分な量を手につけることです。
消毒液は湿っている時にウイルスを殺します。従って液を手に付けた後、少なくも10秒間は手をこすらないでそのままにします。こすると速くに乾いてしまいます。10秒以上たったら手と手をこすって乾かしてもOKです。
以上は、このリンク記事を参考に書きました。画像で分かりやすい洗い方も紹介されています。
参考:界面活性剤がウイルスに作用する原理
The new coronavirus, coined SARS-CoV-2, is a spherical structure with spiky proteins attached to a membrane, or envelope, that protects the pathogen’s genetic material. Once it comes into contact with soap, this envelope dissolves, leaving behind a dysfunctional virus.
“The envelope is a machine that allows the virus to sneak into human cells,” says Jonathan Abraham, an assistant professor of microbiology at Harvard Medical School. “Without it, the virus cannot infect you.”
手洗いのしかた、マスクの使い方、咳・クシャミをする時のビデオ解説
除菌剤などはコロナウイルスには全く効果がないので気をつけてください。
こういう売り場を見ればついつい買ってしまいますよね。自宅の玄関先などに置いて帰宅時にシュッシュッとやって手洗いを行わないということになるのかも。危険です。
↓WSJの記事からの(一部)引用です。 Family Is Italy’s Great Strength. Coronavirus Made It Deadly.
イタリアに於ける年齢別死者の数のグラフをご覧ください。
完全に高齢者に偏っていると言えます。私も70才です。
高齢者が感染し重症化すると命に直接関わると捉えておくことが重要です。
高齢者にとっては若い層の人たちとは完全に異なるというのが大きな特徴でです。イタリアは日本に続いて世界で二番めに高齢者が多い国です。われわれの日本はその上を行く国なのだと認識を持っておくことが必要です。
この3月24日の時点で、イタリアの感染者数は69,200人で死者数は6,820人でした。
※ 20才以下の死者はゼロです
※ 感染者の数について、これは検査をした人から陽性反応がでた数です。若い人は感染していても元気であったり、無症状であったりすることが多いのです。検査は症状が重い人にだけ行っている中での感染者数です。
※ イタリアで感染が多い一つの要因として、2世代とか3世代の同居生活が多ことが指摘されています。じじ・ばばが息子や娘世代のこども(孫)の面倒をみる家庭が多いそうです。(数十年まえの日本の姿ですね)若い世代は、感染しても元気で中には無症状の人も少なくないのです。その息子世代からウイルスが感染した老人が多いと指摘があります。(日本でも大学生に対して集会を控えること、外出を控えることと呼びかけている意味です。)
マスク(布)の洗い方
詳細はこちらをクリック
コロナウイルスに全般に関わる埼玉県の情報発信サイト
今日現在はまだまだ内容は貧弱です。
東京都はこちらです。充実しています。
このサイトは、既にご承知と思いますが東京都の宮坂副知事(前ヤフー・ジャパン社長)が中心になって作ったもので、全国の自治体に無償で利用出来るようにしています。
デジタル・テクノロジーに強い人がリーダーにならないとすべての人が困る時代になってしまっているのですよね。
有用なリンク集:
東京都新型ウイルス感染症対策サイト 東京都民だけでなく役に立つ情報が多い
新型コロナウイルス感染症市民向け感染予防ハンドブック[第2版]
テレビなどでは、政府の対応に批判を公然としゃべるゲストが出てくるようですが、ああいうのに騙されてはなりません。
専門家会議が目指していることは、医療崩壊を招かないことなのです。世界の多くの国々で医療崩壊が起こっています。韓国、イタリア、スペイン、フランス、ニューヨークなどなど...日本は持ちこたえています。ここをしっかり評価しなければなりません。とても大切なことで分かりやすいことなのですが、意外とこれが分かっていない人が多いようです。
2020-05-12追記:どうしても外出せざるを得ないときにコロナから身を守る方法 (←いい内容を書いていただいていると思います)
このマンションには、高齢者が多いので特に感染に気をつける必要があります。
感染の予防に一番の効果がある対策は、下の図です。
- 人の集まる集会(食事会、友達とのお茶会、勉強会などダメなんです)
- 人が多数集まる場所(集会・イベント・合唱の練習などダメなんです)
- 密接して話をすること(たとえ、二人であってダメなんです)
- 手洗いが大切です。(手洗いについては項目を建てて書きます。)
- 咳やクシャミをするときはハンカチもしくは腕で口や鼻を覆いましょう。
- 手についたウイルスを体内に入れないため、手で口、鼻、目を触らない。
このマンションで普通に生活していて気になることがあります。
ウイルスは、感染した人の体の中で増殖し1兆個を超える数になります。そして、体内から液体と一緒に出てきます。感染者が咳をしたときに唾液と一緒に吐き出されますね。目が痒くて書いた時に手に付きます。鼻の穴を手で触った時に手に付きます。
汗をかいた時にも汗の中に混じってでてきます。今の時期は汗は出ないのであまり問題ではないです。
感染者の手にはウイルスが付着していることが普通です。その数は想像外の多さです。ウイルスはとてもとても小さいモノなのです。
例えば、
- 感染者の方がエレベーターに乗るとボタンを押します。ボタンに付着します。
- 感染者方がエレベーターの中で咳をするとマイクロ飛沫となってある時間漂います。
- エレベーターは直ぐに扉が閉まってしまうので換気が不足します。
- この非常時だけはエレベーターの扉は待機している時は閉じない設定にエレベーター保守会社に依頼して変えてもらうといいですね。
- 密閉空間では、換気が重要なのです。エレベーター内に換気扇あるのは知っていますが能力が弱いですから、ウイルス除去にはほぼ役立たないのではと感じます。
* 感染の抑え込み手段の内容 → 理解しておくこと重要です。
3つの感染の抑え込み方法(日本は日本の方法を取らねばなりません。)
1:中国は、「地域封鎖」を行い流行を抑え込みました。欧米は武漢市と同じアウトブレイクに見舞われています。そして、中国にならって地域封鎖を始めています。国ほどの厳格さを課すことは国状が異なるのでできません。ゆるい封鎖で成功するかどうかです。
2:韓国。徹底した「ローラー作戦」で住民への検査を実施し陽性者を漏れなく隔離しました。その結果、抑え込みに成功しつつあります。1日で900人以上の新規感染者を確認した日もありましたが、最近は100人前後となっています。
* これをやるには人手が厖大に必要です。韓国は軍を動員しました。日本は自衛隊を使えるのでしょうか?(アレルギーを持つマスコミと政党が巾をきかせています。)
3:日本は「クラスター対策」という方法をとっています。すべての感染者を明らかにする戦略ではなく、イベント自粛や休校措置、外出自粛など、流行規模に応じて住民の協力を呼びかけていあす。クラスター(集団発生)を早期に発見し、その周辺について徹底して検査を実施し、次なるクラスターの発生を防ぎ封じ込める戦略です。さらに、発生したクラスターを丁寧に分析して、必要な住民や事業者へ協力を呼びかける方式です。
* このことを理解できない(イカガワシイ)「コメンテーター」というのが出てきて、専門家ぶってけなしまくります。日本に厖大な損害をもたらしています。
結果的として日本は、欧米のようなオーバーシュート(爆発的流行)を認めることなく、現在まで感染をコントロールできています。北海道ではいい結果をだしました。流行早期であれば、地域封鎖によらずとも、住民や事業者の自主的な協力で抑え込めることを証明したのは、世界への重要なメッセージになったと思います。
ただし、中国も韓国もそして日本も、まだまだ危ない橋を渡っています。3国とも感受性者(免疫のない人)が多数です。ここに「大きな恐怖が潜んでいる」と知っておくことも必要です。
オーバーシュートが認められたら「新型インフルエンザ等対策特別措置法」に基づく対応が必要になります。(⇢ これに大声あげて反対していた政党がありました。感覚悪すぎです。)
この法律では、首相が「緊急事態宣言」を行うことで、都道府県知事には、住民に対して外出しないよう要請できるようになるほか、多数者が利用する施設の使用停止、イベントの開催制限(ほぼ強制)といった権限が与えられます。欧米の一部地域で行われているほどではありませんが、日本でも「地域封鎖」に近いことが可能になるのです。
決定的な対策としては次のことになります。
「集団免疫」です。ワクチンの開発には2年近くかかりそうです。開発が成功するかどうかは未だ不明です。とすると、一人ひとりが一度、このウイルスに罹患して、回復してもう罹らない体になることです。
老人(60才以上くらい)は、重症化する確率が(他国のデータで分かるように)非常に高いです。イタリアの死者の統計では、全ての死者は60才以上です。70才代と80才代が多数です。(90才代は人口が少ないため死者が少ないだけです。)
このウイルスの流行は、この部分まで覚悟しておかねばならないのが現実です。
かすかなる希望:全て確率は非常に低そうです。
- 夏になれば流行が収束してくる
- 封じ込めに成功する
- 革新的な治療薬が開発/発見される
- ワクチンが思いのほか早く供給される
注:上記は沖縄県立中部病院感染症内科の高山義浩先生の論考をほとんど参考にアレンジして書いています。
検査で感染が確認(陽性)されたら隔離(入院)となるのが現状です。法律の定めです。
重症者は、入院して治療を受ける必要があるのは当然ですが、感染症のため専門の病室が必要であり専門の医師が必要です。では、どのくらい日本には受け入れる能力があるのかを知っておきたいですね。こちらをクリックで今日の時点での状況数値が分かります。
感染防止に一番有効な手段の一つが「手洗い」です。正しい洗い方とは、少し難しいものですね。
欧米では握手をすることが常ですが、これがウイルス受け渡しの一つになっています。
ウイルスは、咳やクシャミによって体外に排出されドアノブや通路の手すりや壁などに付着します。そこに次の人が触った時その人の手にとり付きます。その手で口や鼻や目を触ることで体内に取り込まれ、急速に増殖します。1兆個を超える数に短時間で増殖します。そして、同様に他の人に感染を広げてゆきます。ウイルスは直径10〜100ナノメートル程度と非常に小さいのものです。ウイルスの命運を握っているのは「あなたの手」です。
手洗いの順序は、石鹸に水を付けてから水と石鹸を一緒に手につけます。十分に洗ってから洗い流します。
石鹸はウイルスを分解する効能を持っています。「界面活性剤」がその役割を果たします。
(手についているウイルスを洗い流すために石鹸で手洗いするのではないのです)普通の人の手のサイズなら石鹸の量は液体石鹸では小さじ半分でOKです。なお、抗菌剤入りの石鹸が普通の石鹸よりウイルスに効果があるとの研究はありません。石鹸ならどれでも効果があり同じ効果です。
石鹸での手洗いは20秒を必要とします。同時に洗い方が間違っていると意味をなしません。手の中でウイルスが取り付くのは指先、指と指の間、手の甲そして爪の内側です。これらの部分を十分な強さで洗ってください。軽く洗ったのではウイルスが生き延びるのだと考えてください。特に爪を伸ばしている場合は、より丁寧な手洗いが必要です。
しかし、余りに強くこすったり余りに頻度高く洗うと乾燥肌にしてしまいひび割れを作ってしまうことがあります。(冬のアカギレなどを考えてください) ウイルスの体内への侵入の道を作ったとおなじです。乾燥を防ぐケア(クリームを使う)に気を配ってください。
手洗い時の水の温度は配慮要りません。温水も冷水も同じ効果があります。但し、熱すぎるお湯では肌を痛めます。ウイルスの侵入チャンスを作るかも知れません。
よくこすって洗ったら、手についている泡を別の手を添えて流水できれいに洗い流してください。肌に泡が残ったままだと乾燥した時に肌の潤いを取り去り、乾燥とひび割れを招くことがあります。
洗い終わったら肌をよく乾かしましょう。湿気が残ったままだだと、ウイルスや(ウイルス以外の)細菌を培養することになります。(手洗いの効能を帳消しにしかねないのです)
外出時などで石鹸が無い場合は、60%以上のアルコール消毒液を使いましょう。(アルコール消毒液はノロウイルスには効きめがありません) このとき大切なことは、手全体を湿らせるに十分な量を手につけることです。
消毒液は湿っている時にウイルスを殺します。従って液を手に付けた後、少なくも10秒間は手をこすらないでそのままにします。こすると速くに乾いてしまいます。10秒以上たったら手と手をこすって乾かしてもOKです。
以上は、このリンク記事を参考に書きました。画像で分かりやすい洗い方も紹介されています。
参考:界面活性剤がウイルスに作用する原理
The new coronavirus, coined SARS-CoV-2, is a spherical structure with spiky proteins attached to a membrane, or envelope, that protects the pathogen’s genetic material. Once it comes into contact with soap, this envelope dissolves, leaving behind a dysfunctional virus.
“The envelope is a machine that allows the virus to sneak into human cells,” says Jonathan Abraham, an assistant professor of microbiology at Harvard Medical School. “Without it, the virus cannot infect you.”
手洗いのしかた、マスクの使い方、咳・クシャミをする時のビデオ解説
除菌剤などはコロナウイルスには全く効果がないので気をつけてください。
こういう売り場を見ればついつい買ってしまいますよね。自宅の玄関先などに置いて帰宅時にシュッシュッとやって手洗いを行わないということになるのかも。危険です。
↓WSJの記事からの(一部)引用です。 Family Is Italy’s Great Strength. Coronavirus Made It Deadly.
イタリアに於ける年齢別死者の数のグラフをご覧ください。
完全に高齢者に偏っていると言えます。私も70才です。
高齢者が感染し重症化すると命に直接関わると捉えておくことが重要です。
高齢者にとっては若い層の人たちとは完全に異なるというのが大きな特徴でです。イタリアは日本に続いて世界で二番めに高齢者が多い国です。われわれの日本はその上を行く国なのだと認識を持っておくことが必要です。
この3月24日の時点で、イタリアの感染者数は69,200人で死者数は6,820人でした。
※ 20才以下の死者はゼロです
※ 感染者の数について、これは検査をした人から陽性反応がでた数です。若い人は感染していても元気であったり、無症状であったりすることが多いのです。検査は症状が重い人にだけ行っている中での感染者数です。
※ イタリアで感染が多い一つの要因として、2世代とか3世代の同居生活が多ことが指摘されています。じじ・ばばが息子や娘世代のこども(孫)の面倒をみる家庭が多いそうです。(数十年まえの日本の姿ですね)若い世代は、感染しても元気で中には無症状の人も少なくないのです。その息子世代からウイルスが感染した老人が多いと指摘があります。(日本でも大学生に対して集会を控えること、外出を控えることと呼びかけている意味です。)
マスク(布)の洗い方
- 標準濃度の洗剤で10分間浸漬
- 塩素系漂白剤のキャップ7分目(15mL)を水1Lに溶かした液にマスクを10分浸漬
- 水道水を用い十分にすすぐ
- 清潔なタオルに挟んで水分を吸い取る
- 形を整えて干す
詳細はこちらをクリック
コロナウイルスに全般に関わる埼玉県の情報発信サイト
今日現在はまだまだ内容は貧弱です。
東京都はこちらです。充実しています。
このサイトは、既にご承知と思いますが東京都の宮坂副知事(前ヤフー・ジャパン社長)が中心になって作ったもので、全国の自治体に無償で利用出来るようにしています。
デジタル・テクノロジーに強い人がリーダーにならないとすべての人が困る時代になってしまっているのですよね。
有用なリンク集:
東京都新型ウイルス感染症対策サイト 東京都民だけでなく役に立つ情報が多い
新型コロナウイルス感染症市民向け感染予防ハンドブック[第2版]
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