先日、総会の議案書が配布されたので読みました。
意味不明の記述ありました。スロープサイン工事を行ったとのことです。
以下の質問書を理事長宛で提出いたしました。
今回のケースでは、約187万円の追加工事が発生したにもかかわらず、総会での承認手続きが行われなかったとのことです。これについては、いくつかの重要なポイントがあります。
1. 管理規約および区分所有法に基づく決議の必要性
区分所有法では、通常、大規模修繕や共用部分の変更に関しては、特別決議(区分所有者の4分の3以上の賛成)が必要とされています【20†source】。
追加工事が当初の計画に含まれていなかった場合、通常は新たに総会を招集し、区分所有者に説明した上で承認を得る手続きが必要です【17†source】。
大規模修繕に関する特例や緊急対応の場合であっても、一定の範囲を超える支出や変更については、理事会単独で決定するのではなく、総会での承認を得ることが原則です【21†source】【22†source】。
2. 透明性の確保と住民への説明義務
マンション管理適正化法や国土交通省のガイドラインでは、大規模修繕における透明性や説明責任が求められており、住民に対して適切な説明と情報提供を行うことが求められます【19†source】【22†source】。
管理組合は住民に対して、修繕費用や工事内容についての詳細を報告し、追加費用が発生した場合もその理由や見積もりの正当性について説明する義務があります【21†source】。
3. 支払いの法的問題
もし、追加工事が総会の承認を得ずに進められ、支払いも済まされた場合、これは手続き上の問題となる可能性があります。特に、工事の規模や金額によっては、管理組合の理事会の裁量を超えた支出と見なされることがあります【22†source】。
まとめ
今回のケースでは、総会を開かずに追加費用を決定し支払ったことが、適切であったかどうかは、管理規約や区分所有法に照らして問題となる可能性があります。理事会が総会の承認を得ずに進めた場合、違法となることも考えられますので、管理規約に沿った適切な手続きを行うべきです。もし不明点があれば、マンション管理士や法律の専門家に相談されることをお勧めします。
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