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Trump's 'Russian dossier' – what we know and what we don't - BBC News

Trump's 'Russian dossier' – what we know and what we don't - BBC News:



日本ではこの件、小さくしか取り上げていません。アメリカでは大きなニュースとして各紙が報じています。
(トランプ氏に関わる情報をまとめたもので)「ロシア秘密文書(冊子)」とでも名付けたらいいのでしょうか。

アメリカの情報機関とトランプ陣営の間に強い緊張感をもたらしている「未確認文書」で、まとめたのが情報を扱う民間会社であった。内容はトランプ次期大統領に関する醜聞を集めたものであった。この文書への対応についてさまざまな問題が浮き彫りになってきている。

文書の作成者はだれか?
元英国諜報機関員であったChristopher Steeleと一般には受け取れれている。共和党の大統領候補を選ぶ選挙戦のときに複数の反トランプの共和党員が彼を雇って調査編纂させたとされており、この資金元に匿名の民主党員がお金を出している。
しかし、Christopher Steele氏はこの問題が公になってからは身を隠しており、真実は不明状況にある。


何が書かれているか?
昨年の6月〜12月までの日付文書でこの文書全体が出来ており、その情報源はロシアの諜報機関からでたものとされている。

少なくも5年ほどまえから、ロシア諜報機関はトランプ氏との関係を温めてきており、多くの情報をトランプ氏へ提供してきたと。

もっとも驚くべきは、ロシア側はトランプ氏の信用を貶めたりトランプ氏を脅迫するようなことをやってきたとも書いてある。ロシアのFSBの諜報員が、モスクワのリッツ・カールトンホテルでトランプ氏が売春をした証拠のビデオを保持しているとも書いてある。

この文書はどのようにして公になったのか?
CNNが今年の1月10日に報じ、バズフィードと呼ばれるネットメディアが全文を報じた。
(注:このことが元で12日のトランプ氏の公式記者会見場でCNNの記者がトランプしから口汚く罵られて、質問を拒否されるという事態が発生しましたね。)

ここに書かれている内容はどの程度の信頼度がるのか?
文書が公になってからトランプ氏は嘘で塗り固められたでっち上げ文書だと内容を全面否定している。ロシア側の高官も同様に虚偽文書と全否定している。



アメリカの大手メディアは、実証されていない報告書と強調している。多くのメディアも以前からこの文書を手に入れていたが内容を確認できないとして報道はしてこなかった。

ニューズウィークによれば、内容には事実誤認やミススペリングなどが多く見られる、信頼出来ないとしている。



しかし、アメリカ情報機関は信頼でき部分があるとしてオバマ大統領とトランプ次期大統領にたいして2ページの報告書を提示している。

米国家情報局のジェイムス・クラッパー長官は、現在内容を精査中とだけ発言している。「米国家情報局などがこの文書が公になる過程で関与していた」と主張するトランプ氏の口撃に対しては長官は強く否定している。(米国情報機関とトランプ陣営が対立関係にある状況)




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