三芳町 「公共交通利用補助事業」の申請で気が付いたアナログ発想

 三芳町の[公共交通利用補助事業]を利用させていただいています。

そろそろ利用補助金交付申請の時期が迫ってきたので申請をやってみました。

アナログ満載でがっくりしました。

中でも一番不思議に思ったのは、申請者の振込先口座について通帳のコピーを添付しなさいということがありました。なんでそんなことをやらせるのでしょうかね。

申請欄には別に口座情報も記載させます。それで十分のハズです。

私はネット銀行を使っているので、そもそも通帳と言うものが存在しません。もう10年以上も通帳なしで銀行を利用しているのです。

多くの銀行では通帳の発行を止める方向に動いています。

世の中は、「キャッシュレスに走っている」と町ではわ分からないのだろうか?

このような申請書を受け取った町の職員の方は糊付けされた紙をいちいち手作業で時間とエネルギーをかけてチェックするのでしょうね。それは町の職員の方へのコストとなり町財政の負担としてかえってきます。(単純作業でかつ時間が掛かります。高い残業手当を必要とするでしょうね。誰がどのようにそれを負担するのか...少しは考えて欲しいと思うのです。)

限られた町財政資源なのですから、もっともっと効率の高い町民の利益なることに使って欲しいと強く感じます。

アナログ発想を捨てないと、このような意味のない仕事を一生懸命やるようになります。そして、そのような人は無意味な仕事に満足感を覚えます。よりアナログでやることに生きがいを感じます。町には高齢者が多いのだからデジタルなど意味がない、アナログで懇切丁寧に町民サービスを行うのが「正義なのだ」と思い込みます。これは、近未来の町の破産への道です。

デジタルで解決したらコストゼロに近くできます。数百倍早いスピードでやれます。それを分かってもらいたいとの思いでここに書いています。

このようなやり方は町民にとっての巨大な損失です。このことに気が付いてほしいものです。

今年は9月にデジタル庁ができます。すべてこのようなアナログの無駄を捨て去るためなのです。町長さん、職員の方々、そして町議会議員の方がそのような発想に切り替わらることを期待します。

有権者である我々も選挙の時にアナログの候補の票を入れないことを考えるべきなのです。



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