ラジオ体操、「ひろば」での開催に戻します — 朝7時、健康習慣に仲間入りしませんか
朝日センチュリーみずほ台で約30年続いてきた朝のラジオ体操が、近日中にテニスコートから「ひろば」に戻りました。「階段がきつくて参加を諦めていた」という方、「ちょっと気にはなっていたけど…」という方、これを機にぜひ仲間入りしてください。マンション住民の方はもちろん、近隣にお住まいの方の参加も大歓迎です。
なぜ場所を変えるのか — 階段の限界
当初はひろばでおこなっていました。しかし、この約10年間はテニスコートで体操を続けてきました。参加者が20名を大きく超え、ひろばより広いコートの方が動きやすかったため移動しました。
しかしここ数年、複数の方から「階段が急で、もう降りられないんだよ」とのお声を頂戴するようになりました。実際、テニスコートに降りる階段は踏面(足を乗せる水平部分)が靴サイズほどしかなく、蹴上げ(1段の高さ)も急です。70代・80代の足には過酷です。
転落事故が起きれば、その方は生涯にわたって後遺症を抱えることになります。「健康のための体操で、健康を失う」のでは本末転倒です。 だから、フラットで安全な「ひろば」に戻そうと判断しました。
朝7時、たった10分が、人生を変える
「たかが10分のラジオ体操に、そんな効果があるの?」と思われるかもしれません。最新の科学は、はっきり「ある」と答えています。
① 認知症の進行を遅らせる — Nature Medicine 2025年11月号
世界最高峰の医学誌『Nature Medicine』に、2025年11月、注目の論文が掲載されました。1日5,000〜7,000歩程度の身体活動が、アルツハイマー病の原因物質「タウ蛋白」の脳内蓄積を抑え、認知機能の低下を緩やかにする、というものです。
ラジオ体操第1・第2を合わせると、ウォーキング約2,000歩分に相当します。毎朝続ければ、これだけで1日の目標活動量の3分の1近くを、起きてすぐに稼げる計算です。
② 転倒リスクを約40%下げる
国立長寿医療研究センターの調査では、ラジオ体操を1年以上継続した高齢者は、未参加の方と比較して転倒リスクが約40%低下したと報告されています。片足立ち、体幹のひねり、軽いジャンプ — 一つひとつの動作が、バランス感覚(固有受容感覚 / proprioception)を静かに鍛えてくれます。
③ 記憶を司る「海馬」が若返る
米ピッツバーグ大学の研究では、65歳以上の方が週3回・40分の歩行を半年続けた結果、海馬(hippocampus:記憶を司る脳の領域)の体積が平均2%増加しました。通常、加齢で年1〜2%縮む部位が、逆に成長したのです。ラジオ体操のリズミカルな全身運動も、同じ仕組みで脳に良い刺激を与えます。
④ 一人ではなく「みんなで」やる意味
実は、最も見落とされがちな効果がこれです。集団で同じリズムを共有すると、脳波が同調し、オキシトシン(愛着・信頼に関わるホルモン)の分泌が増えることが分かっています。社会的孤立は、現在では喫煙と同等の健康リスクとされています。朝7時に顔を合わせるだけで、その日一日の気分が違います。
参加方法 — 申込み不要、いつでも自由に
会員登録も連絡も必要ありません。「今朝、起きられたから来てみた」だけでOKです。1日だけの参加でも、毎日参加でも、月に数回でも、どうぞご自由に。
マンション住民かどうかは一切問いません。 近隣にお住まいの方も、お孫さんと一緒の方も、どなたでもどうぞ。
20年続けてみて、思うこと
私自身、ラジオ体操を20年以上続けてきました。続けてきて実感するのは、「体操の効果」以上に、「習慣そのものの力」です。
朝7時に起きて、外に出て、誰かと顔を合わせて、体を動かして帰る。たったこれだけのことが、一日の、そして人生のリズムを整えてくれます。日々の小さな会話、季節の移ろい、空模様の変化 — それらすべてが、健康そのものです。
「歳をとったから」とか「始めるのが遅い」ということはありません。むしろ、歳をとったからこそ、始める価値があります。
明日の朝、ひろばでお会いできることを楽しみにしています。
参考
Nature Medicine 2025年11月号「Physical activity as a modifiable risk factor in preclinical Alzheimer's disease」
※ラジオ体操の場所変更について、管理組合理事会および管理室には別途ご通知を差し上げております。

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朝日センチュリーみずほ台の住人がより快適なマンション生活を送ることできるようにみなさんと一緒に考えてゆきたいと思います。