2026年5月1日現在の、埼玉県三芳町におけるAI導入の進展状況をご報告します。
本日は、前回の予告通り「広報」分野のデジタルアップデートと、新年度の具体的な動きについてまとめました。
1. 広報分野のAI・デジタル活用
三芳町の広報は、従来の「紙」の良さを維持しつつ、AIとLINEを組み合わせた「攻めの広報」へ進化しています。
LINE公式アカウントの高度化:
単なる一斉配信ではなく、AIが住民の属性や過去の閲覧履歴を学習し、関心の高い情報(例:子育て世代には公園イベント、高齢者には健康診断など)を選別して届ける「セグメント配信」が定着しています。
「デジタル広報誌」のアクセシビリティ向上:
紙の「広報みよし」のデータをAIが解析し、Webサイト上で音声読み上げや多言語翻訳を最適化して提供しています。これにより、視覚障害のある方や外国人住民の方も、紙と同じ鮮度の情報を得られるようになっています。
広報制作への生成AI活用:
記事の要約やキャッチコピーの案出しに生成AIを活用。職員が「文章を書く作業」に追われる時間を削り、その分、町民への「直接取材」や「現場の撮影」に時間を割くことで、より体温の通った広報誌作りが実現しています。
2. 教育・防災・窓口の最新動向(5月1日時点)
【教育】GW明けに向けた学習データの準備:
4月の1ヶ月間で蓄積されたAIドリルの学習データを分析し、GW明けの授業に向けた「補習が必要なグループ」の自動抽出が行われています。
【防災】新年度の「避難行動支援者名簿」との連携:
4月に更新された名簿データをAI防災システムに統合。万が一の際、AIが「誰がどこで支援を必要としているか」を即座にマップ化し、救助優先度を可視化する準備が整いました。
【窓口】新年度の混雑解消:
4月の引越しシーズン、三芳町では「書かない窓口」の効果により、例年見られた窓口の長蛇の列が大幅に緩和されました。AIによる混雑予測をLINEでリアルタイム配信したことも奏功しています。
3. 林伊佐雄町長のDX推進に対する「熱量」
5月の連休を前に、町長は職員に対し改めて「DXの目的」を説いています。
「休める行政」と「動く行政」の両立:
「AIができることはAIに任せ、職員はしっかりと休み、リフレッシュした状態で町民の困りごとに向き合え」という、働き方改革と連動したDXを強調しています。
広報へのこだわり:
町長は「情報は届かなければ存在しないのと同じだ」という持論を持ち、AIを使った情報発信の最適化を強く支持しています。特に、公金受取口座の活用などの「住民にとって得になる情報」が、漏れなくプッシュ型で届く仕組みづくりに心血を注いでいます。
まとめと今後の展望
三芳町の広報は、決して「古い」ままではありませんでした。むしろ、デザインというアナログな強みに、AIというデジタルの武器を掛け合わせ、**「見てもらえる広報」から「役立つ広報」**へとアップデートされています。
次回のレポート(5月15日)に向けて:
GW明けの学習定着度や、初夏に向けての防災訓練でのAI活用実証など、より「現場の動き」に踏み込んだレポートをお届けします。
今回の「広報」の進化について、さらに深掘りしたいメディア(SNS、YouTube活用など)はありますか?
YoutubeとLINE以外のSNSの利用があれば具体的に教えて。
Youtubeでは、どのような発信がなされていますか?
埼玉県三芳町では、LINEやYouTube以外にも複数のSNSやデジタルツールを積極的に活用して広報を行っています。また、YouTubeでも単なるお知らせにとどまらない多彩な発信がなされています。
1. YouTubeとLINE以外のSNS・発信ツールの利用状況
三芳町では、ターゲットや目的に合わせて以下の媒体を使い分けています。
X(旧Twitter)
災害情報やイベント情報など、リアルタイム性の高い町の情報を発信しています。また、三芳町立図書館も独自のアカウントを持ち、本の紹介や休館情報などを発信しています。
Facebook
町の行政情報や観光情報に加え、「広報の裏側」といった少し踏み込んだコンテンツも順次配信されており、町と住民がつながるコミュニティとしての役割を担っています。
Instagram
「いいね三芳町」という公式アカウントを中心に、三芳町にまつわるおしゃれな写真や風景を配信しています。秘書広報室だけでなく、観光産業課による観光情報や、文化・スポーツ推進課、学校給食センターなどもそれぞれのアカウントで町の魅力を視覚的に伝えています。
地域コミュニティメール
SNSではありませんが、緊急時の防災行政無線が聞こえにくい方(仕事で町外にいる方、屋内にいる方、聴覚障がいのある方など)へ確実に情報を届けるためのツールとして活用されています。
2. YouTubeではどのような発信がなされているか?
三芳町の公式YouTubeチャンネル(および議会チャンネル)では、文字や写真だけでは伝わらない「動画ならではのコンテンツ」が幅広く公開されています。
手話動画(広報誌との連動)
紙の「広報みよし」のコーナーと連動し、日常で使える「日本手話」の単語(例:「お年玉」「卒業」「なるほど」など)を動画で丁寧に解説しています。
職員の「お仕事紹介」
保健師や保育士など、三芳町役場で働く職員の「1日密着」や「やりがい」を紹介する動画をショート形式などで発信し、親しみやすさと採用への関心喚起を図っています。
式典やイベント・シンポジウムのアーカイブ
「町制施行55周年式典」の記念動画をはじめ、「デフリンピック応援イベント」や「全国自治体シンポジウム(子ども条例)」、健康に関する講演会など、当日参加できなかった住民も後から視聴できるように長編動画として記録・公開しています。
行政システムの手順解説
「公共施設予約システム」の利用者登録や団体登録の方法など、住民が迷いやすいデジタルの手続きを画面付きの動画で分かりやすく解説しています。
議会のライブ配信
公式チャンネルとは別に「三芳町議会」のYouTubeチャンネルが設けられており、議会のライブ配信や録画配信を行うことで、住民が自宅からでも手軽に議会を傍聴できる環境を整えています。
三芳町のYouTubeでの発信の一例として、町制施行55周年を記念して制作され、式のオープニングで上映されたプロモーション映像をご覧いただけます。

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