廃電化製品金属類無料回収というチラシが投函されていましたね。
これ、かなり怪しいです。
朝、7時に散歩で撮影しました。この時間で二人がこのチラシに応じて出していたということです。これ以外に電話などしている人がいる可能性は高いです。
2025-09-02 7:00 A.M. ごみ収集場所で撮影
本日(8月31日)午後5:05分ころにこの文書を管理組合宛に提出しておきました。(5時過ぎた
ので管理室の担当者の方は帰宅の用意を済ませたところでした。明日、対応とのこと。)
1. 「埼玉県 1112900」という番号が記載されています。
表記の形は 「産業廃棄物収集運搬業の許可番号」 に似ています。
しかし、通常は「許可番号 第○○号」や「許可番号 11−123456」などの形式で、都道府県の 環境部局が発行します。
この「1112900」という書き方は正式な様式から外れていて、真偽が確認できません。
ネットで埼玉県の産業廃棄物収集運搬業を調べましたがこの会社名はリストに存在しません。 私には見つけることができませんでした。
2. 会社名「便利屋 マレイ」について
ネット検索に全くかかりません。これは不自然です。
もし本当に「埼玉県許可業者」なら県の公開リストに社名・住所が掲載されているはずです。
これが見つからない時点で、「無許可業者(廃品回収業者を装った詐欺・不法投棄業者)」を 疑うことも必要です。
3. チラシの危険ポイント
回収日が不燃ゴミ・粗大ゴミの翌日に設定されている
→ 住民が「ついでに出そう」と思いやすいタイミングを狙っています。回収時間の記載がありません
→ 正規業者は必ず「午前○時〜○時」と細かく書きます。「無料回収」として高額請求の典型パターン
→ 当日になって「これは有料」と言われて数万円請求されるケースが新聞報道や自治体の 注意喚起でも多発していると確認されています。不法投棄リスク
→ 無許可業者に渡すと、不法投棄され住民が責任を問われる事例も実際にあるとのことです。
4. 取るべき行動
絶対に出さない・連絡しない。
多分、全戸に投函されたのでしょうから管理組合の掲示板に「このチラシは危険」と掲示して 警告するのが正しい対応かと考えます。ご検討ください。
市町村(富士見市)や警察生活安全課に「怪しいチラシが配布されている」と管理組合から通報 しておいていただくといいかもしれません。自治体も注意喚起してくれるかもしれません。
- 産業廃棄物収集運搬業許可
- 企業や事業所から出る産業廃棄物を運搬できる。
- 一般廃棄物収集運搬業許可
- 家庭ごみ(可燃・不燃・粗大ごみなど)を回収できる。
- → これを持たずに「便利屋」「廃品回収」を名乗る業者は違法。
- 家電4品目(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン)やスマホ・ゲーム機などの回収は、自治体や小売業者と連携した「認定業者」に限られる。
- 自治体のリソース限界 全ての廃棄物を市区町村が直接回収すると、財政・人員・車両の面で負担が過大になる。
- リサイクル・再資源化の専門性 鉄、非鉄金属、レアメタルなどは専門業者が回収・再利用する方が効率的。 → 自治体は「生活ごみ全般」を担当し、価値のある廃棄物や特別な処理が必要なものは業者に許可を与える形。
- 市民サービスの利便性
粗大ごみや家電リサイクル品は「予約制・有料」で、収集日も限られる。
→ 民間業者が並行してサービスを提供することで、市民が「早く・柔軟に」処分できる。
- 正規の「一般廃棄物収集運搬業許可」や「家電リサイクル法の認定」を得た業者が、自治体と並行して回収を行うことは合法。
- しかし、問題は「無許可業者」。
- 無許可で「無料回収」をうたいながら高額請求したり、回収した品を不法投棄する。
- この場合、依頼した住民が排出者責任を問われる可能性がある(廃棄物処理法第16条)。
私の意見
つまり、
- 「住民は自治体の定めるルールに従う義務」が基本。
- 業者に任せられるのは 許可を持つ正規業者のみ。
- 自治体が許可を与えるのは、財政負担軽減・資源循環促進・市民利便性のため。
逆に言えば、この制度を逆手に取って「無許可業者」が参入しやすい構造になっているとも言えます。今回のチラシはまさにその典型でした。
ポイント整理
-
自治体のリストに記載がある=市が正式に許可を与えた正規業者
→ 住民が依頼しても法的に問題ありません。 -
リストに記載がない=無許可業者
→ 「便利屋マレイ」のように名前がない業者は、-
一般廃棄物収集運搬の許可を持っていない
-
したがって、家庭ごみや粗大ごみを回収することは違法
-
依頼した住民も「排出者責任」を問われる可能性がある
-
-
なぜリストが重要か
-
廃棄物処理法第7条に基づき、自治体の許可を受けた業者しか家庭ごみの収集運搬はできません。
-
許可業者は市のHPや広報誌に必ずリストアップされます。そこにない業者は「アウト」と考えるのが安全です。
-
私の意見
「便利屋マレイ」が富士見市の認可業者リストに存在しない以上、無許可営業の可能性が極めて高いです。
市のルールに従って、
-
正規の粗大ごみ申込み窓口
-
市や町が認めた回収業者
に依頼する以外に道はありません。
これは住民の義務であり、同時に自分を守る唯一の方法でもあります。
- 「実在確認ができない法人(特に物理的拠点が曖昧)」である点
- 許可リストにも住所にも掲載がないこと
- Googleマップやストリートビューに痕跡がないこと
埼玉県産業廃棄物収集運搬業の許可番号は、01110034002 のように11桁です。
- チラシでは「無料回収」と書かれていても、実際には「これは有料」と言って数千円〜数万円を請求するケースが典型です。
- 高齢者世帯ほど、深く考えずに支払ってしまうリスクが高いです。
- 業者が適正処理に費用をかけるとは考えにくく、山中や空き地に投棄する事例が全国で報告されています。
- 投棄物から「排出者(住民)」が特定され、住民に責任が及ぶ可能性があります。
- 既にチラシを見て電話した住民が複数いると考えられ、現金を手渡したり、追加請求を受ける被害がこれから出ても不思議ではありません。
- 管理組合としての掲示(「この業者は無許可の可能性あり。依頼はしないでください」)をただちに行う。
- 町役場の環境課/生活安全課、または市の廃棄物対策窓口に「実際に住民がゴミを出している現場写真」を添えて通報。
- 警察生活安全課にも情報提供しておくと安心です。
昨日(2025年8月31日)、私の住むマンションに「廃電化製品金属類無料回収」のチラシが投函されました。 無許可業者の可能性が高く、実際に住民が家電品を出している状況も確認しました。 高額請求や不法投棄につながるおそれがあり、大変危険です。
詳細は私のブログにまとめましたので、参照をお願いいたします。 (ブログURL記載)
→ 警察から(2025年9月4日夕刻)電話が来ました。(要:回答としておいたので) 全くダメです。このブログなど一切読みません。電話して「話を軽く聴いて、捌いておこう」という意図がミエミエ。 「被害を受けたら警察へ通報をお願いします。」が回答だった! 「被害を受ける人が出ないために連絡しました。このチラシは違法ですよ...(聞く耳持たず) もう、結構です!」と電話を切りました。
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