シャクナゲが「苦しんで」いる!
シンボルツリーの築山に今年の春に植えていただいたシャクナゲはとても美しい花を咲かせて楽しませてくれました。
しかし今日は、写真のように一本のシャクナゲの木が苦しんでいます。AIさんに相談しました。原因は、ケアの仕方に問題があるのかもしれません。
(以下概略)
💧 1. 「雨の多い時期」の水やりは、むしろ危険です
シャクナゲは「根が呼吸できること」をとても重視する植物です。
根が常に湿った状態にあると、根が酸欠を起こして枯れ込みます。特に秋の長雨期(9〜11月)は要注意です。
▶︎ 原則
「土の表面が乾いてから、水をやる」
これが最重要ルールです。
▶︎ 現在のような雨期の対応
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晴天が2〜3日続いたとき以外は水やりを中止してください。
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特に、植え込み部分が落ち葉や雑草で覆われていると乾きが遅くなります。
→ その場合は軽く除去し、土が呼吸できるようにします。 -
管理人さんが「毎朝」水をやっているなら、
→ 「シャクナゲだけは、雨の後は水やり不要」と伝えておくのが理想です。
(雨の翌朝の水やりは、人間に例えると溺れた後にまた水をかけられているようなものになります。)
🌾 2. 黄色い肥料の正体と問題点
写真に写っている黄色い粒状のものは、恐らく緩効性化成肥料(マグァンプKなど)です。
悪い肥料ではありませんが、量とタイミングが問題になります。
▶︎ 現状の問題点
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根が弱っているときに肥料を多く与えると、
→ 「塩類濃度障害(肥料焼け)」が起こり、
→ 根がさらに水を吸えなくなります。 -
特に雨が多い時期は、肥料成分が水に溶けて土中にたまりやすいため、負担が増します。
▶︎ 対応策
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黄色い粒はできるだけ取り除いてください。完全でなくても構いません。
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竹箸やスプーンなどで表面を軽くかき取り、土と混ぜないように注意。
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肥料は春(4月中旬)と秋(9月初旬)の年2回少量が目安です。
→ いまの時期(10月半ば以降)は施肥を中止して、冬越しに備えさせましょう。
2025年10月13日、管理室へ投書しました。
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