「第11回三芳町地域連携避難訓練」の案内がエレベターホールに貼り出されました。
以下のように整理していただくと良いのではと思います。
「第11回三芳町地域連携避難訓練」のチラシは、構成が少々混乱していますね。以下の点で読み手を迷わせます。
🔍 問題点の整理
「タオル」指示の脈絡不足
→ 「玄関に災害時安否確認カードを掲げてください」と書いた直後に、突然「タオルがない人はノブに縛る等の対策...」とあるため、「タオル=助けを求めるサインなのか」「カードの代用なのか」が不明瞭。「シェイクアウト訓練」という外来語が唐突
→ 日本語に馴染みのない言葉で、しかもチラシ上部では説明がなく、下段まで読まないと意味が分からない。情報の階層構造が不明確
→ 時間順に説明しているのに、注意事項や目的説明が途中で挿入されていて、全体の流れを把握しにくい。アイコンと文字情報のバランスが悪く、緊急時の行動が直感的に掴めない
✍ 改善方針
読み手の心理に合わせて、「目的 → 流れ → 行動 → 代替手段 → 注意事項」の順で整理すると理解しやすくなります。
✅ 改訂案(構成例)を書きます。
🟩 第11回 三芳町地域連携避難訓練
令和7年10月18日(土)午後1時30分開始
【目的】
災害発生時に自宅で安全を確保し、家族・地域の安否確認を行うための訓練です。
「地震発生 → 身の安全確保 → 安否確認 → 避難行動」の流れを実際に体験します。
【訓練スケジュール】
【補足:シェイクアウト訓練とは】
世界中で実施されている「地震の一斉防災訓練」です。
3つの行動を同時に行います。
1️⃣ 姿勢を低く(Drop)
2️⃣ 頭を守る(Cover)
3️⃣ 揺れが収まるまで動かない(Hold On)
【備蓄品チェック項目】
飲料水(1人1日3L × 3日分)
非常食
懐中電灯・電池
携帯トイレ
常備薬・マスク など
【安否カードの使い方】
玄関ドアの外から見える位置に掲げます。
「無事」:カードまたは白いタオルを掲げる
「要支援」:赤い布やタオルを掲げる(町職員などが確認に伺います)
💡デザイン面での提案
シェイクアウト行動の3アイコンを上段に配置(文字よりも視覚で理解)
「タオル=カード代用」「赤いタオル=救助要請」と明記
表のタイトル部分を色帯で区切る(青=訓練内容、黄=安否表示、赤=避難行動)
「目的」と「実施手順」を最初に入れる(読む前に全体像が掴める)
「シェイクアウト(ShakeOut)」とは、「(地震の)揺れに備えろ!」という意味の造語で、地震発生時にとるべき安全確保行動を身につけるための防災訓練を指します。
2008年にアメリカで始まった訓練方法で、参加者は指定された日時に一斉に安全行動をとることで、いつどこにいても身を守る行動がとれるように備えます。
シェイクアウト訓練の3つの安全行動
この訓練は、地震による死傷者の多くが落下物や家屋の倒壊によるものであるという知見に基づいており、揺れが収まるまでの間、自身の安全を最優先で確保することを目的としています。
Drop(姿勢を低く)
地震の合図があったら、まずその場で姿勢を低くします。
Cover(頭を守り)
頭部を落下物などから守るため、机の下に潜り込むか、机がない場合はカバンなどで頭を守ります。
Hold on(動かない)
揺れが収まるまで、その場でじっと動かずに身の安全を確保します。
訓練の主な特徴
場所を選ばない:自宅、職場、学校、屋外など、どこにいても参加できます。
短時間で実施:特別な準備は不要で、約1分間の一斉行動で完了します。
参加者の意識づくり:従来の避難訓練とは異なり、参加者一人ひとりの自主的な行動が求められます。
コメント
コメントを投稿
コメントを歓迎いたします。
朝日センチュリーみずほ台の住人がより快適なマンション生活を送ることできるようにみなさんと一緒に考えてゆきたいと思います。