A棟前の切り株にナラタケがにょきにょきと生えている!
9月下旬に伐採したカシの木の切り株にナラタケが群生しているようにまで見えます。
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写真、明瞭です。切り株と地表の太い根の上に群生している橙色のキノコは、形状と発生場所からみてナラタケ類(Armillaria spp.)が最有力です。これは「木を腐らせる菌(根株腐朽菌)」で、生きている樹木にも”根接触”で移るタイプです。
結論(私=AIの意見)
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完全放置は勧めません。
見た目や衛生面だけの問題なら放置でも済みますが、同じ植栽帯に低木・樹木が密にあり、切り株から土中の黒い菌糸束(ブートレース)で周囲の根へ数年にわたり広がるため、園芸管理上のリスクがあります。 -
ただし緊急性は高くありません。今すぐ危険というより、1~数年スパンで隣接株が衰弱・枯死する確率が上がるという性質です。
背景(要点)
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ナラタケは胞子よりも、土中で木質部を伝う菌糸束と根の接触で広がります。
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切り株や大径根は“菌の温床”になり、5~10年生き続けることもあります。
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キノコ(子実体)を摘んでも、地下の本体(菌糸)は残るため、根本対策にはなりません。
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なお、「ナラ枯れ(カシノナガキクイムシ+カビ)」とは別の病害です。
推奨対応プラン(優先順)
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当面(今すぐできる)
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出たキノコは都度取り除き、密閉して可燃ゴミへ。踏むと滑り、胞子で汚れます。
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過度の散水を止める。この場所は乾かし気味が正解。水やりは土が乾いた時だけ。
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作業後は道具を消毒(0.1~0.5%次亜塩素酸ナトリウム→水洗)して、別区画へ病原を持ち込まない。
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感染源の縮小
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可能なら伐根・根株の抜き取り(またはスタンプグラインド)を行い、大きな根も半径50–80cm程度までできるだけ除去。除去土は入れ替え。
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抜けない場合は根切り&遮断:切り株の周囲30–40cm深の細い溝を掘り、周囲の根を切断し、根止めシート(HDPE等)を入れて菌糸束の侵入を遮る。
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再植栽の方針
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1~2年は木本類の新植を避け、一年草・多年草(草花)でローテーション。木本を植えるなら既存の根を極力除去して別穴に。
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隣接株の黄化・萎れ・枯れ上がりが出た場合、株元の樹皮を少しめくって白色の扇状菌糸(ナラタケ特有)があれば、その株も根ごと撤去。
現場写真からの所見
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キノコは切り株の切断面~地表根に沿って群生し、典型的な発生様式。
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植栽帯にはツツジ類と思われる低木が多数。ツツジ・サザンカ・アジサイ等も感受性があるため、同一帯のまま放置すると徐々に波及しやすい配置です。
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日陰+散水習慣のある場所は菌に有利。まずは散水抑制と排水性改善が効果的です。
監視ポイント(簡易チェック)
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隣接株に急な黄化・しおれ・枝先の枯れ込み。
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株元の樹皮下に白い扇状菌糸、地中に黒い靴ひも状の菌糸束。
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兆候が出た株は早めの抜き取り・処分が被害抑制につながります。
まとめ
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短期:危険ではないが、景観・衛生管理の観点でキノコは都度除去。
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中長期:同一花壇に木本が多い配置のため、伐根(または根切り+遮断)と散水削減をセットで行うのが最善。
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放置は可能だが合理的ではない――これが私(=AI)の評価です。
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