6月23日に各戸の郵便受けへ投函された「廃電化製品金属類 無料回収」のチラシ。その回収日とされた本日(6月26日)の早朝、私は散歩がてら、マンションのゴミ集積場を見てきました。午前6時半ごろです。結論を申し上げます。今回も、お一人が品物を出していました。
この一連の問題を追ってきた方は、もうお分かりかと思います。これは、6月13日のチラシ(業者「龍泉」)、6月23日のチラシ(業者「小林」、古物商番号入り)に続く、一連の記録の続報です(これまでの経緯はこちら)。前回のチラシの問題点は、すでに詳しく書きました。今回は、その「結果」の報告です。
今朝、出されていた一台
出されていたのは、デロンギ(DeLonghi)のオイルヒーターでした。切り取られたチラシが、指示どおり本体に貼り付けられています。雨に濡れたまま、ゴミ置き場に置かれていました。
この一台が、今回の問題の本質を、はっきりと映し出しています。オイルヒーターは、業者にとって格好の「金属の塊」だからです。内部には金属製のパネルがぎっしりと並び、相応の重量があり、銅やアルミも含まれます。中古品としても、デロンギという海外ブランドには値がつきます。つまり、これはまず間違いなく持ち去られるでしょう。
「いいとこ取り」が、また裏づけられました
これまでの記録を、並べてみます。最初に確認できたのは扇風機(6月14日)でした。そして今回はオイルヒーター。いずれも、金属が多く、業者にとってうまみのある家電です。
私は以前の記事で、無許可回収業者の狙いは銅・アルミ・モーターといった有価金属であり、彼らは「いいとこ取り」をして、儲かる物だけを持ち去り、割に合わない物は置いていく――と書きました。今朝の一台は、その指摘を、また一つ実例で裏づけたことになります。もし価値の乏しい品が出されていれば、それは回収されずに取り残されていたはずです。出された物が、決まって「金属の多い家電」である。この符合は、偶然ではありません。
そして、ここに、この商売の本当の姿があります。業者は、住民の家から有価金属を無料で回収し、売って利益を得ます。住民にとっては「無料で処分できて助かった」一件かもしれません。けれども、その裏では、許可も取得せず、税も適正処理の費用も負担しない業者が、地域の資源で利益を上げている。そして、もし割に合わない物が出されれば、それは放置され、最終的に私たち全員の負担になる。「無料」の二文字の裏側を、今朝のオイルヒーターは、静かに語っています。
それでも、記録し、伝え続けます
二日前、私は、この問題をまとめた短いメモを、ラジオ体操に参加されている10名近くの方々にプリントしてお渡し致しました。メモがどう受け止められたかは分かりません。「あのチラシは違法で、応じてはいけない」と少しでも知っていただけたならそれで十分だと思っています。
これら同じチラシに対し、管理組合理事会は動きません。
三芳町の環境課には通報を今回も行いました。今回について公式回答は未だ得ていません。(もし、回答いただいたらここで公開いたします。)
<認識しておくべきこと>
不用品は、不法営業の業者に渡す必要はありません。
三芳町の正規ルート(粗大ごみ受付・不燃ごみ・小型家電回収、家電リサイクル法の対象品は正規の引取りルート)で、安全に、法に則って処分すべきです。
「無料回収」のチラシが入っていたら、今後もどうか応じないでください。そして、ご家族やご近所の方に、その旨ひとこと伝えてください。
私たちのマンションが、違法業者の草刈り場になってはなりません。
組織が動かなくとも、住民同士で「あれは違法だから応じない」と伝え合うことはできます。その小さな積み重ねこそが、最大の防御だと信じています。
私は引き続き、今後もこれらの問題を記録していきます。

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