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三芳町DX/AI 月次レポート 2026年8月


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1. エグゼクティブサマリー(今月の主なポイント)
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対象期間:2026年7月1日〜8月1日
作成日:2026年8月1日

■ 今月の最重要トピック

(1) 議会だより第201号(8月1日発行)で6月議会の答弁が公開されました。この中で、DXを所管する「財政デジタル推進課」が、都市計画税の充当をめぐり「法律には沿っていない」と答弁し、約14億円が国の認可を受けていない事業に充てられていた問題が明らかになりました。DX推進を担う課が、当面この財政問題への対応に相当のエネルギーを割く可能性があり、今後のDX施策の進み方に影響し得る点として注視が必要です。

(2) ルミナみよし(未来創造拠点施設)が9月1日開館で確定しました。広報みよし8月号で、施設予約が「公共施設予約システム」によるオンライン予約に一本化されること、予約ルールが「月4回・16時間まで」に変更されることが公表されました。あわせて、藤久保出張所に遠隔窓口システム(オンラインで役場担当者につなぎ、子育て・福祉・介護の相談ができる仕組み)を導入することを、町の公式文書(令和8年度施政方針)で一次情報として確認できました。これまで二次情報どまりだった事項が裏付けられた形です。

(3) 生成AI(exaBase)の利用実績は、導入から1年1か月が経過した現在も未公表です。3か月連続で定量データが出ていません。

■ 今月の新規の動き
・第6次総合計画後期基本計画の策定支援業者が決定(7月23日特定・7月24日公表、予算上限700万円)
・「わが街ポータルみよし ファンクラブ」開始(7月17日、官民協働の情報発信)
・ガバメントクラウドファンディング実施中(6月15日〜9月12日、目標400万円)

■ 前月からの変化の総評
今月は「新しいAI施策の発表」はありませんでした。一方で、9月開館のルミナみよしに向けた住民向けデジタルサービスの準備が具体化し、その内容が公式文書で確認できるようになったのが実質的な前進です。逆に、住民向け生成AI講座(前月に町長が前向きに回答していた案件)は、8月号広報に一切記載がなく、まだ具体化していません。

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2. 今月の主な進展
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【A】6月議会(令和8年第3回定例会)の内容が公開

議会だより第201号(2026年8月1日発行)により、6月1日〜12日に開かれた定例会の質疑応答が公開されました。

◆ 都市計画税の不適切充当問題(DX所管課に直撃)
・議員の質問「なぜ認可のない都市計画道路事業に都市計画税が充当されてきたか」に対し、財政デジタル推進課は「詳細は分からない」「法律には沿っていない」と答弁
・「何年もの間チェック機能が働かなかった」理由については「都市計画決定されたことで都市計画事業と判断してしまったことが原因」と説明
・約14億円が認可のない事業への充当だったこと、この事実は「令和8年3月議会の一般質問通告書を受けて改めて確認を進める中で判明した」ことが明らかに
※これはDX施策そのものではありませんが、DXの司令塔である課の信頼性・業務負荷に関わる重要事項のため記載します。

◆ 電子クーポン(キャッシュレス化)は当面見送り
・「三芳町地域応援ふれあいクーポン券」について電子化の可能性を問われた観光産業課は、メリットを「利用の簡易化や事務効率の向上」と認めつつ、「電子決済利用可能店舗の確保が課題であり、導入店舗が増加した場合には検討する」と回答。現時点では紙のクーポンを継続
・実績データ:5月21日現在の利用率22%、登録店舗162店(過去3回の紙クーポンの最終利用率は86〜88%)

◆ 道の駅にデジタルサイネージ導入を検討
・トイレの利用状況をデジタルサイネージで可視化する提案に対し、「事業者決定後に設計段階で柔軟な発想で検討していく」と回答

◆ 議会自身のDX(定量データ)
・6月議会のYouTube視聴回数は合計1,229回、傍聴者は19人。傍聴者数の約65倍がオンラインで視聴している計算で
・本会議に字幕システムが導入されており、傍聴者から「大変良かった」「聞き取れなかったところを字幕で読むことで理解できた」との声。一方「モニターの位置を正面にしてほしい」との改善要望も

◆ 今後の質問予定(一般質問通告書より)
・固定資産税の課税誤り防止策として「GISやデジタル技術の活用状況」を問う質問が提出済み(菊地浩二議員/税務課・財政デジタル推進課)。答弁の詳細は会議録の公開待ちです

【B】ルミナみよし 9月1日開館と、住民向けデジタルサービスの具体化

広報みよし令和8年8月号(7月30日公開)より:

◆ 開館日程
・未来創造拠点施設「ルミナみよし」:9月1日(火)供用開始
・中央図書館は同日13時にリニューアルオープン。竹間沢分館も9月1日オープン
・施設内覧会:8月20日(木)。7月には住民向け施設見学会を実施済み
・9〜10月に開館記念イベント(としょかんまつり等)を予定

◆ 予約方法がオンラインシステムに一本化
・「ルミナみよしの施設予約は公共施設予約システムから」と明記
・利用日の3か月前から予約可能
・予約枠は月4回/16時間まで(従来は月4回で時間制限なし)→ 実質的な利用ルール変更のため、既存サークル利用者への影響が想定されます
・料金体系も変更(減免団体は免除、町外団体は2倍、営利目的は3倍)

◆ 遠隔窓口システム(一次情報で確認)
・令和8年度施政方針(2026年2月25日、林伊佐雄町長)に、藤久保出張所がルミナみよし内の総合事務室に移転し、「新たに『遠隔窓口システム』を導入し、オンラインで町役場の担当者とつなぐことで、子育て、福祉、介護など様々な相談ができる体制を整備」と明記されていることを確認しました
※これまで二次情報のみでしたが、今回、町の公式文書で裏付けが取れました。

◆ 施設内のデジタル設備
・屋外型デジタルサイネージ、室内用大型モニターを整備(施政方針)
・Wi-Fi、カフェスペースを完備(広報8月号)

【C】マイナンバーカード関連の窓口デジタル化

広報8月号より、8月の実施予定:
・個人宅への出張申請:8月13日(木)・26日(水)。75歳以上や外出困難な人が対象で、町職員が自宅を訪問し、顔写真撮影とオンライン申請を代行します
・臨時窓口:8月30日(日)8:30〜11:30(申請サポート、受取、電子証明書更新、暗証番号再設定)
※施政方針によれば、電子証明書の更新時期を迎える人が急増しているため、手続き窓口を出張所や町内郵便局にも拡大済みです。

【D】第6次総合計画 後期基本計画の策定支援業者が決定

・特定日:2026年7月23日/公表:7月24日
・特定者:株式会社ジャパンインターナショナル総合研究所(東京都文京区)
・予算上限額:700万円(税込)
・履行期間:契約締結日〜令和10年3月31日(令和8〜9年度の2年間)
・対象:令和10年度以降の4年間の後期基本計画。令和9年12月の議会への議案提出を目指す
・所管:政策推進室
・重要な確認結果:仕様書全文(4ページ)を確認しましたが、AI・生成AI・EBPMに関する記載は一切ありませんでした。前回レポートで「要裏取り」としていた「総合計画・行政評価への生成AIエージェント機能の活用」という説は、少なくとも今回の業務仕様書では裏付けられません
・関連して「三芳町総合計画審議会委員の募集」も告知されていま

【E】新しい情報発信サービス「わが街ポータルみよし ファンクラブ」

・開始告知:2026年7月17日
・内容:町内の事業者・団体が自社のホームページやSNSで発信したイベント情報・おすすめ情報を町がピックアップし、「わが街ポータルみよし」で紹介元サイトへ誘導する記事として配信
・実施体制:三芳町と株式会社サイネックスの官民協働事業
・対象:町内に拠点を置き、ホームページまたはSNSを持つ事業者・団体
・申込:エントリーフォーム(オンライン)
・位置づけ:町が自ら情報を作るのではなく、民間の発信をつなぐ「ハブ型」の情報発信。小さな一歩ですが、住民・事業者を巻き込む新しい形です

【F】ガバメントクラウドファンディング(デジタル×財源確保)

・募集期間:2026年6月15日(月)〜9月12日(土)
・対象事業:「平地林」創生計画(クヌギ・コナラの苗木と桜の植樹)
・目標金額:400万円
・プラットフォーム:ふるさとチョイス
・7月31日に町ホームページの案内が更新されました

【G】生成AI(exaBase)— 今月も新情報なし

・提供元イマクリエの発表を確認しましたが、7月中に三芳町に関する新しい発表はありませんでした
・同社は他自治体への展開を進めており、大阪府八尾市(2026年4月21日)、大分県豊後大野市(2026年5月18日)で利用開始が発表されています。三芳町は同パッケージの先行導入自治体という位置づけが続いています
・導入1年1か月が経過しましたが、利用件数・削減時間・活用事例などの定量データは依然として未公表です

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3. 累積的な状況(2025年7月からの変化の全体像)
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■ 三芳町DXの全体像(令和8年度施政方針で確認できた公式整理)

今月、令和8年度施政方針の全文を精読し、これまで断片的だった施策の全体像を一次情報で整理できました。★は今月新たに一次情報で確認した項目です。

<庁内の業務改革>
・AI-OCR・RPA(2020年度〜):継続運用
・ペーパーレスシステム・文書管理システム:運用中
・電子決裁システム(財務会計事務のデジタル化):令和7年度導入 ★
・生成AIデジタルツール(exaBase):2025年7月導入、運用1年経過、実績未公表
・クラウド型グループウェアへの全面移行:令和8年度(今年度)実施中 ★
・基幹系システムの仮想化(場所にとらわれない働き方):令和8年度(今年度)実施中 ★
・デジタル人材育成研修:令和7年度〜継続 ★

<住民サービス>
・書かない窓口(2024年2月〜):5課で実施
・LINE電子申請・届出(2024年10月〜):運用中
・窓口AI翻訳ディスプレイ(令和6年度〜):運用中
・公共施設予約システム リニューアル(令和7年度):スマホ対応・オンライン決済機能追加、公民館に予約用タブレット配置 ★
・マイナンバー手続き窓口の拡大(出張所・町内郵便局、令和7年度):運用中。出張申請・臨時窓口も継続
・eLTAX電子納税・ペイジー口座振替:継続。個人住民税申告の電子送付が令和7年度から可能に
・スマートフォンアプリ収納サービス(2026年5月14日〜):導入済み
・遠隔窓口システム(藤久保出張所):2026年9月〜予定。ルミナ開館と同時 ★
・わが街ポータルみよし ファンクラブ:2026年7月17日〜 ★今月新規

<地域コミュニティDX>
・行政区集会所へのWi-Fi整備:継続中。令和8年度は残る行政連絡区を整備
・行政連絡区へのタブレット端末 試行配布:令和8年度(今年度)。町と行政連絡区の情報共有効率化が目的 ★
・電子回覧板:検討段階。3月議会で質問あり

<議会DX>
・YouTube本会議・委員会中継:6月議会で合計1,229回視聴 ★定量データ
・字幕システム:導入済み、傍聴者から好評 ★今月新規確認

■ フェーズ認識(前月から更新)

前月は「計画段階を過ぎ実装段階」と評価しました。今月の調査で、より正確な像が見えてきました。

三芳町のDXは、「庁内の足回りを固める段階」から「住民が触れる場所に出る段階」への移行期にあります。令和7年度に電子決裁・生成AI・予約システム刷新という内部基盤を整え、令和8年度は基幹系システムの仮想化とクラウド移行という土台工事を進めながら、9月のルミナ開館で遠隔窓口・デジタルサイネージ・オンライン予約という「住民が実際に使うDX」が一斉に立ち上がります。9月が三芳町DXの一つの節目になります。

一方で課題も明確です。第一に、生成AIの成果が1年以上たっても数字で語られていないこと。第二に、電子クーポンの見送りに象徴されるように、住民・事業者側のデジタル対応が追いつかない領域では慎重に判断していること(これは失点ではなく、実務的な判断とも読めます)。第三に、DXの司令塔である財政デジタル推進課が、都市計画税問題という重い行政課題を同時に抱えることになった点です。

■ 前回レポートの訂正

前回(2026年7月)レポートで「令和8年第2回定例会(6月議会)」と記載しましたが、これは誤りでした。正しくは以下のとおりです。
・令和8年第2回定例会:2月25日〜3月23日(当初予算議会。施政方針もここで表明)
・令和8年第3回定例会:6月1日〜6月12日(6月議会)
したがって、「地域コミュニティDX推進事業」に関する桃園典子議員の質問は、6月議会ではなく3月議会でのものでした。会期日程表(町議会公式PDF)で確認済みです。

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4. 情報源一覧
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【一次情報(三芳町公式)】
1. 議会だより 第201号(2026年8月1日発行)※6月議会の答弁を収録
   https://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/gikai/gikaidayori/documents/gikaidayori_201.pdf
2. 広報みよし 令和8年8月号(2026年7月30日公開)
   https://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/town/koho/miyoshi_koho_202608_all.pdf
3. 令和8年度 三芳町施政方針(2026年2月25日、林伊佐雄町長)
   https://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/town/chouchou/message/documents/shiseihoushin2026.pdf
4. 令和8年第3回定例会 一般質問通告書
   https://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/gikai/shiryo/documents/nittei/ippanR8-3.pdf
5. 令和8年第3回・第2回定例会 会期日程表(会期の確認に使用)
   https://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/gikai/shiryo/nittei.html
6. 第6次総合計画後期基本計画策定支援業務 プロポーザル特定結果の公表(2026年7月24日)
   https://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/news/2026-koukikihonkeikaku.html
7. わが街ポータルみよし ファンクラブの開始(2026年7月17日)
   https://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/news/wagamachi_fanclub.html
8. ガバメントクラウドファンディングの取組(2026年7月31日更新)
   https://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/town/about/gcf_miyoshi_1.html
9. 未来創造拠点施設ルミナみよし
   https://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/study/shakai/luminamiyoshi.html
10. 施設予約システムのご利用方法
   https://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/town/oshirase/2006-0515-1629-33.html
11. 町のSNS(2026年7月30日更新)
   https://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/town/oshirase/SNS.html
12. 新着情報一覧
   https://www.town.saitama-miyoshi.lg.jp/news/

【一次情報(事業者)】
13. 株式会社イマクリエ プレスリリース(2025年7月11日)exaBase生成AI 三芳町導入
   https://www.imacrea.co.jp/20250711-01/
14. 同社 他自治体展開:大阪府八尾市(2026年4月21日)
   https://www.imacrea.co.jp/20260421-01/
15. 同社 他自治体展開:大分県豊後大野市(2026年5月18日)
   https://www.imacrea.co.jp/20260518-01/

【二次情報(参考。一次裏取りを行ったもののみ本文に採用)】
16. 住民ブログ ashct.com(2026年7月分)
   https://www.ashct.com/2026/07/dxai.html
   https://www.ashct.com/2026/07/ai23-ai.html
   ※7月3日追記として、介護保険担当課から住民への回答(新規申請を原則窓口としている理由、ホームページ改善方針)が記載されています。町からの回答文書そのものは公開されていないため、要確認扱いとします。

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5. 次回監視のポイント・注目事項
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■ 最優先(9月が節目)

1. ルミナみよし 9月1日開館の実際
 ・遠隔窓口システムが予定どおり稼働するか、対応相談メニューは何か
 ・公共施設予約システムでの予約が混乱なく回るか(「月4回・16時間」の新ルールへの利用者の反応)
 ・屋外型デジタルサイネージの運用開始
 ・図書館システムの移転に伴うサービス変更

2. 9月議会(令和8年第4回定例会)
 ・令和7年度決算が審議されます。生成AI(exaBase)の事業費と、初めての通年実績が決算資料や質疑で出てくる可能性が最も高いタイミングです。決算参考資料の公開を要チェック
 ・都市計画税の充当問題への町の対応方針(財政デジタル推進課の答弁)
 ・6月議会で提出された「GIS・デジタル技術の活用状況」への答弁が会議録で公開されるか

■ 継続監視

3. exaBase生成AIの利用実績(3か月連続で未公表)
 ・チェック先:令和7年度決算参考資料、広報みよし、イマクリエの事例note(https://note.imacrea.co.jp/m/m65b3b0082efd)、9月議会
4. 住民向け生成AI講座の具体化
 ・前月に町長が「公民館スマホ教室の次のステップとして生成AIを題材としたい」「高齢大学でも検討」と回答した件。8月号広報には記載なし。秋以降の公民館事業・高齢大学のカリキュラム発表を注視
5. クラウド型グループウェア移行・基幹系システム仮想化の進捗(令和8年度事業)
6. 行政連絡区へのタブレット端末 試行配布の結果と、電子回覧板の検討状況
7. 電子クーポン:「導入店舗が増加した場合には検討」との答弁。今後のクーポン事業で方針が変わるか

■ 未解決の宿題

8. マイナンバーカード保有率 約80% の公式裏付け(未取得のまま)
9. 「総合計画・行政評価への生成AIエージェント活用」説
 → 今月、後期基本計画策定支援業務の仕様書を全文確認したが記載なし。この説は現時点で裏付けられないため、次回以降は追跡対象から外すことを提案します(新たな根拠が出た場合を除く)
10. 6月議会の会議録(詳細答弁)の公開時期
 → 会議録検索システム http://ssp.kaigiroku.net/tenant/miyoshi/SpTop.html

■ 注視すべきリスク

11. 財政デジタル推進課の業務負荷
 ・都市計画税の約14億円問題(「法律には沿っていない」と答弁)への対応が、同課が所管するDX施策の推進スピードに影響しないか。9月議会以降の答弁・体制変更の有無を注視します

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(本レポートは公開情報を自動収集・整理したものです。定量データは公式資料の記載に基づき、確認できないものは「要確認」と明記しています)

都市計画税の不適切充当問題
内容が分かりにくいです。基本から教えてください。町民として、どのように注視してゆく必要があるでしょうか?

まえださん、結論から言うと、これは「約14億円が消えた」という事件ではありません。使途を法律で限定された税金を、認可要件を満たしていない事業に充てていた、重大な財務・法令順守上の問題です。

一方、「このためDXが停滞する」とまでは、まだ確認できません。そこは今後の予算、人員、事業工程を見て判断すべき推測です。

1.都市計画税とは

都市計画税は、市街化区域内に土地・家屋を所有する人が、固定資産税と一緒に納める「目的税」です。三芳町の現在の税率は0.2%です[1]。

普通の町税と違い、原則として次の事業にしか使えません。

  • 都市計画法に基づく都市計画事業
  • 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業
  • これらの事業のために借りた地方債の償還

根拠は地方税法第702条です[2]。

2.「都市計画決定」と「事業認可」は違う

今回の核心は、町がこの二つを混同していたことです。

段階意味
都市計画決定「将来、この場所に道路や施設を整備する」と計画図に位置づける
都市計画事業の認可  施行者、事業区域、設計、期間、資金計画などを審査し、具体的な事業  として認める

簡単に言えば、都市計画決定は「計画に載せること」、事業認可は「具体的に事業を進める許可」です。

都市計画法は、「都市計画事業」を第59条の認可・承認を受けて行う事業と定義しています。市町村が施行する場合、原則は都道府県知事の認可です[3]。したがって、元の説明にある「国の認可」という表現は正確ではなく、**「都市計画法第59条による事業認可」**とするのが適切です。

3.三芳町で明らかになったこと

2026年8月1日発行の議会だより第201号によると、町は6月議会で次のように答弁しています[4]。

  • 第59条の認可を受けた事業でなければ都市計画税を充当できない
  • 無認可の都市計画道路事業に充当した詳しい経緯は分からない
  • 適法かとの質問に「法律には沿っていない」
  • 都市計画決定を受けたことで、都市計画事業に該当すると判断してしまった
  • 2026年3月議会の一般質問通告を受けて再確認し、問題が判明した
  • 認可のない事業への累計充当額は約14億円

議会だよりの該当ページも確認しました。gikaidayori_201.pdf

ただし、議会だよりには、約14億円についての「年度別・事業別の内訳」「集計期間」「算定方法」が掲載されていません。ここは今後、町が必ず明らかにすべき部分です。

4.令和6年度の具体例

町が2026年6月に公表した説明資料では、令和6年度の都市計画税約3.2億円を、次のように充当していたとしています[5]。

  • 土地区画整理事業:1.1億円
  • 公共下水道事業:0.6億円
  • 都市計画道路事業:0.3億円
  • 広域ごみ処理施設整備事業:1.2億円

町の現在の整理では、前二者は充当可能、後二者は事業認可を受けていないため充当できないとされています。

つまり令和6年度だけを見ると、3.2億円の税収のうち1.5億円が認可済みの対象事業、1.5億円が問題のある充当先という構図です。

町の説明資料も図表と金額を照合しました。miyoshi_machikon_r8.pdf

5.「約14億円が失われた」という意味ではない

ここは冷静に分ける必要があります。

確認できるのは、実際に行われた道路整備や広域ごみ処理施設整備に、都市計画税を財源として割り当てていたということです。事業そのものが架空だった、14億円が行方不明になった、職員が個人的に流用した、という事実は確認されていません。

問題は、本来なら一般財源などで負担すべき事業に、使途が限定された都市計画税を充てたことです。

また、現在確認できる町の資料には、過去の納税者へ約14億円を個別に返金するとの方針はありません。課税そのものが無効なのか、返還義務があるのかは、税の賦課と税収の使途を分けた法的検討が必要であり、議会答弁だけから断定できません。

6.町が示している対応

町の説明では、令和7年度は、

  • 税収見込み:3.3億円
  • 法令上充当可能な事業:1.5億円
  • 充当できない残額:約1.8億円

とされています。

このため町は、令和9年度から令和11年度までの3年間、税率を0.2%から0%にし、令和12年度から0.2%に戻すことを検討しています[5]。

ただし、2026年8月1日現在、町公式ページの現行税率はまだ0.2%です[1]。3年間の0%化は、今後の条例案、議会審議、議決まで確認する必要があります。

国も、都市計画税に余剰が生じた場合には後年度の対象事業用に留保し、余剰が数年続く場合は税率を見直すべきだと地方自治体へ通知しています[6]。

7.DXへの影響をどう見るか

「財政デジタル推進課」という課名なので心配になりますが、町の組織上は、

  • 財政担当:内線414・415
  • 電算統計担当:内線412・413

に分かれています[7]。

したがって、現段階での評価は次のとおりです。

  • 確認できる事実:都市計画税問題は財政担当が所管している。
  • 合理的な懸念:課長など管理職の時間、内部調査、議会対応、条例改正には相当の負担がかかる可能性がある。
  • 未確認の推測:電算統計担当のDX事業が実際に延期・縮小する。
  • 私の評価:DXへの影響は注視すべきだが、現時点で「停滞する」と書くのは一歩先走っています。

8.町民として確認すべき5項目

最も重要なのは、町が「丁寧に説明する」という抽象的な回答で終わらせず、数字と文書で是正するかです。

  1. 約14億円の全内訳

    年度、事業名、充当額、事業認可の有無、認可番号・認可日を一覧表で公表するか。

  2. 過去分をどう会計上整理するか

    一般財源による振替、基金への留保、過年度決算の扱いについて、監査委員や町がどのような見解を示すか。

  3. 税率0%案が本当に条例になるか

    令和9~11年度の0%化、令和12年度の復元条件、将来事業の認可取得時期を確認する必要があります。

  4. なぜ長期間チェックされなかったか

    財政担当だけでなく、都市計画課、環境課、会計課、監査委員、決算審査のどこで確認すべきだったのか。再発防止策として、複数課による法令確認や認可台帳を設けるかが重要です。

  5. DXの予算・人員・工程が変わっていないか

    DXについては、予算額だけでなく、電子申請、庁内電子決裁、生成AI、オンライン手続、情報システム更新などの「予定時期」と「実績」を比較してください。担当職員の異動、欠員、予算減額も具体的な兆候になります。

私なら、この問題を「DXを止める財政スキャンダル」と決めつけるのではなく、目的税の法令順守、長期間見逃した内部統制、納税者への説明、そしてDX工程への実際の影響という四つの問題に分けて追跡します

参考資料・出典

[1]固定資産税・都市計画税、三芳町、2026年8月1日確認
[2]地方税法第702条、e-Gov法令検索、2026年8月1日確認
[3]都市計画法第4条・第59条、e-Gov法令検索、2026年8月1日確認
[4]議会だより第201号、三芳町議会、2026年8月1日
[5]令和8年度「まちこん」説明資料、三芳町、2026年6月
[6]都市計画税に関する質問に対する答弁書、内閣、2007年8月15日
[7]三芳町各課への問い合わせ先・担当区分、三芳町、2026年8月1日確認



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再び「代引き詐欺」が来た!

また、3月13日15:00まえころに「代引きにて荷物が」届きました。受け取りは拒否しました。 今回は郵便局が配達してきました。(前回は詐欺師の人間らしかった)荷物の写真を撮ったのでこれをAIに送って情報を集めてもらいました。 かなり良き情報を提供してくれました。 代引き詐欺会社は、当然のことですがさまざま考え抜いてやっています。 高齢の女性や意思表示ができにくい高齢者などは、この「適当な」金額(6,000円〜7,000円に意味があります)に支払ってしまうのでしょうね。毎日、毎日なん百とかなん千個とかの荷物を出すのでしょう。それを引き受ける郵便局とヤマトなど宅配会社にとっては上得意のお客さまであるのかもしれない???...(受取拒絶で返品になる確率はかなり高いのでその返送時の運賃も売上となります。) 以下は、AIの分析です。長文です。 詐欺にかかる心理についてもAIに分析・解説をしてもらいました。   CBB 株式会社、および「charmmsho」という販売店に関する詐欺やトラブル報告の有無を確認します。また、送り主情報の詳細な住所や連絡先が正式な企業情報と一致するかどうかも調べます。 Research completed in 8m· 16 件の情報源 CBB株式会社および販売店「charmmsho」に関する調査報告 会社所在地・連絡先の検証 CBB株式会社は法人登記上、「大阪府泉南郡熊取町紺屋2丁目20-1」に本店を置く企業です​ INFO.GBIZ.GO.JP 。実際にCBB社の公式サイトにも住所「〒590-0412 大阪府泉南郡熊取町紺屋2-20-1」と記載されています​ CBB-SHYOJI.COM 。販売店「charmmsho」のサイト上で表示されていた会社所在地がこの住所と一致している場合、一見すると所在地に関しては正式な企業情報と合致していると言えます。 しかし、連絡先情報について注意が必要です。CBB社公式サイトでは問い合わせ先としてメールアドレスのみを掲載しており、電話番号は公開されていません​ CBB-SHYOJI.COM 。一方、「charmmsho」がサイト上で掲載している電話番号が**「052-355-9081」であった場合、この番号は所在地(大阪府)に対応する市外局番ではなく名古屋(052)エリアの番号です。実際に「052-355...

不用品無料出張回収!←ヤバい!

 不用品無料出張回収のチラシが投函されていましたね。 調べてみました。 AIに以下の質問を致しました。 このようなチラシが投函されていました。 評価をお願いします。 ちなみにチラシ記載の[ABCリサイクル]という会社(?)のサイトは見つかりませんでした。 所沢市の注意喚起文 https://www.city.tokorozawa.saitama.jp/kurashi/gomi/shittehosikoto/ihoufuyouhinkaisyuchuui.html 違法な不用品回収業者を利用しないでください! 家庭のごみを回収するには「一般廃棄物処理業」の許可が必要です 家庭のごみを回収するには所沢市の「一般廃棄物処理業」の許可が必要です。 「産業廃棄物処理業」や 「古物商」の許可では回収できません。 ChatGPT まえださん、画像ありがとうございます。このような「不用品無料出張回収」のチラシについて、詳細に評価・アドバイスいたします。 1. 内容の分析 業者名 :ABCリサイクル 所在地 :埼玉県所沢市松郷141 許可番号 :自動車商許可証 第431090053454号(古物商許可証) 連絡先 :携帯番号のみ(090-4713-2580) 受付時間 :8:00〜18:00 チラシの訴求点 「無料回収」「当日でもOK」「幅広い品目」「遺品整理、引越し、倉庫解体も」 「買い取りも行います」 エアコン以外も分解作業可能などと記載 2. 危険性・リスク評価 1)「無料」表記のワナ 実際に依頼すると「無料では回収できない」「特定品目は有料」など追加料金が発生するケースが多発しています。 「無料回収」と言いながら、現場で高額請求する 悪質な業者も存在 します。 2)連絡先が「携帯電話番号のみ」 一般的な法人や信頼できる事業者であれば「固定電話」や「会社ホームページ」なども記載されます。 携帯番号のみの場合、 連絡が取れなくなったり、責任の所在が曖昧 になりやすいです。 3)記載されている「許可証」は古物商のみ 廃棄物収集運搬の許可 (産業廃棄物収集運搬業など)は記載されていません。 家電や不用品の正式な回収・処分には、 産廃業や一般廃棄物処理業の許可...

2025 ノーベル物理学賞 受賞理由解説

Their experiments on a chip revealed quantum physics in action (チップ上の実験が量子物理のはたらきを目に見える形で示した)  では、2025年の ノーベル物理学賞 の内容を「 中学生でも理解できるように」やさしく説明 します。 なるべく専門用語を使わず、「なぜすごいのか」を感じられるようにお話しします。 🏅 今年のノーベル物理学賞とは? 2025年のノーベル物理学賞は、 ジョン・クラーク , ミシェル・ドゥヴォレ , ジョン・マルティニス という3人の科学者に贈られました。 彼らは、 「手のひらサイズの電気回路で、量子(クオンタム)というとても小さな世界のふしぎな動きを見せた」 ことが評価されました。 🔬 そもそも「量子(クオンタム)」ってなに? 普通の世界(たとえば野球ボールや自転車など)は、「古典物理」というルールで動いています。 でも、 原子や電子のようなとても小さな世界 では、ちょっと違うルールが働きます。 それが「 量子力学(クオンタムの世界) 」です。 量子の世界では、常識が通じません。 ものが“波”のように広がる エネルギーが「連続」ではなく「階段状(飛び飛び)」になる 「ありえない場所」に突然現れる(これを“トンネルを抜けるように通り抜ける”と表現します) 🌉 「トンネル現象」って? たとえば、サッカーボールを高い丘に向かって蹴ったとしましょう。 普通は、丘が高すぎるとボールは途中で止まって転がり落ちます。 でも、 量子の世界 では違います。 小さな粒(たとえば電子)は、「ちょっとした確率」で、丘の向こう側に“すり抜けて”出てしまうことがあるのです。 まるで「トンネルの中を通ってしまう」ように見えるので、これを**トンネル効果(トンネリング)**といいます。 ⚡ 「エネルギーが飛び飛び」というのは? 量子の世界では、エネルギーは好きな量を自由に取れません。 1段、2段、3段…と「階段状」に決まった量しか持てないのです。 このことを エネルギーの量子化 と呼びます。 まるで、エレベーターの階を「1階、2階、3階」としか選べないようなものです。 中間の「1.5階」は存在しません。 🧠 では...