2026年10月13日執筆|「町にも開かれた『AIの盾』」の続編 三芳町のホームページについて、先に私が伝えた懸念に対し、町から具体的な改善と運用体制の説明をいただいた。担当課と関係事業者の対応を、私は前向きに評価している。その評価を踏まえて、もう一歩先の提案をしたい。 10月8日に公開した 前の記事 では、最先端のAIによる防御が小さな町に持つ意味と、利用に当たっての壁を書いた。今回は、その期待を、町が判断し実行できる取り組みに進めて考える。[1] 町の安全を、問題の指摘を受けたときだけでなく、日常の仕事として確かめ、改善し続ける。その仕組みづくりに、AIをどう役立てるか。 これが本稿の問いである。 改善への感謝と、これから確かめたいこと 9月の点検では、公開情報から確認できる範囲でホームページを調べ、古いソフトウェア部品や保護設定などについて町に伝えた。10月5日に町から回答をいただき、同日の再点検では、部品の更新、保護設定の追加、翻訳リンクの暗号化通信への統一という改善を確認した。詳しい経緯は、 改善を報告した記事 に記している。[2] 10月6日の追加回答では、脆弱性診断、つまりシステムの弱点を専門的に調べる検査について、2027年度の予算確保を含めて検討中との説明があった。問題が見つかれば優先度を評価して修正し、その後の再診断で改善を確認する方針も示された。また、町と事業者による部品更新の役割分担や、バックアップからの復旧テストを実施済みであることも説明された。[2] 具体的な説明を、速やかにいただいたことに感謝している。ただし、10月6日の回答時点で、診断の実施日程は決まっていなかった。復旧テストなどの内部の運用は町からの説明であり、私が記録や試験結果を直接検証したものではない。 これまでの回答だけから、町の危機感や専門性の程度を断定することはできない。私が知りたいのは、今ある取り組みを土台に、変化する脅威へどのような体制と時間軸で対応していくのか、ということである。 前の記事の「急ぐ必要はありません」を改めたい 2026年10月12日、安野貴博さんが、AI時代のサイバー攻撃に備える政府向けの提言私案を公表した。防御を継続的に見直すこと、組織の意思決定にセキュリティを位置付けること、サービスの長期停止に備えること。私は、これらを...
バングラデシュの国有銀行事件の続報です。
フィリピンのマネー・ロンダリング防止制度に大きな欠陥があることが明るみにでたことで、海外に稼ぎに出てフィリピンの家族などに送金する人たちとって大きな負担になる。送金手数料が高くなるとのことです。当然、フィリピンの銀行に対する世界の評価がガタ落ちになった。
この事件では、この2月にバングラデシュ中央銀行のニューヨーク連銀への預金のうちから1億100万ドルが何者かにより巧妙なサイバー操作により盗み出された。その要因にフィリピンではマネー・ロンダリング防止法からカジノが対象外とされていたことにある。
フィリピンでは2013年にその法律ができたのだが、カジノ産業を育成する観点から対象外とされてしまった。
今回のフィリピンの議会の公聴会の調査においてフィリピンの銀行に送金された金額はカジノとオンラインゲームの会社に流れ賭けのチップに交換された。(マネー・ロンダリング)
フィリピンに流れた8,100万ドルのうち僅か7万ドルがバングラデシュに返金されたのみ。スリランカに振り込まれた2,000万ドルについては凍結されている(バングラデシュに戻ることになろう)。
約8,100万ドルはRCBCという金融機関にニューヨーク連銀から振り込まれた。この金額について資金移動をバングラデシュから要請されたに関わらずMaia Santos Deguitoはそれを無視した。しかし、彼女の弁護士はMs. Deguitoは法的な責任は無いと言っている。
この金の移動をおこなったフィリピンの送金仲介会社のトップは以下のように証言している。カジノの運営関係者「 Weikang Xu at Solaire Resort & Casino」にRCBCからの8,100万ドルの内2,900万ドルを資金移動した。3,000万ドルはキャッシュで Weikang Xu 氏に渡した。
残りの2,100万ドルはEastern Hawaii Leisure Co.という現地のオンラインゲーム会社に振込処理したと。
Solaireの弁護士は、Mr.Xuへの支払いを確認した。しかし、Xuはコメントを控えている。オンラインゲーム会社の方は会社の責任者はシンガポールにいて病気治療中で証言できないと弁護士が語っている。しかし、3月29日に予定されているフィリピン議会の公聴会には出る予定とのこと。
フィリピンでは、海外に出稼ぎにでる国民が多いのだけど、今回の事件がこの人達の国内への送金において大きな支障を来すことになるだろう。
原文
![]() |
| Maia Santos Deguito |
フィリピンのマネー・ロンダリング防止制度に大きな欠陥があることが明るみにでたことで、海外に稼ぎに出てフィリピンの家族などに送金する人たちとって大きな負担になる。送金手数料が高くなるとのことです。当然、フィリピンの銀行に対する世界の評価がガタ落ちになった。
この事件では、この2月にバングラデシュ中央銀行のニューヨーク連銀への預金のうちから1億100万ドルが何者かにより巧妙なサイバー操作により盗み出された。その要因にフィリピンではマネー・ロンダリング防止法からカジノが対象外とされていたことにある。
フィリピンでは2013年にその法律ができたのだが、カジノ産業を育成する観点から対象外とされてしまった。
今回のフィリピンの議会の公聴会の調査においてフィリピンの銀行に送金された金額はカジノとオンラインゲームの会社に流れ賭けのチップに交換された。(マネー・ロンダリング)
フィリピンに流れた8,100万ドルのうち僅か7万ドルがバングラデシュに返金されたのみ。スリランカに振り込まれた2,000万ドルについては凍結されている(バングラデシュに戻ることになろう)。
約8,100万ドルはRCBCという金融機関にニューヨーク連銀から振り込まれた。この金額について資金移動をバングラデシュから要請されたに関わらずMaia Santos Deguitoはそれを無視した。しかし、彼女の弁護士はMs. Deguitoは法的な責任は無いと言っている。
この金の移動をおこなったフィリピンの送金仲介会社のトップは以下のように証言している。カジノの運営関係者「 Weikang Xu at Solaire Resort & Casino」にRCBCからの8,100万ドルの内2,900万ドルを資金移動した。3,000万ドルはキャッシュで Weikang Xu 氏に渡した。
残りの2,100万ドルはEastern Hawaii Leisure Co.という現地のオンラインゲーム会社に振込処理したと。
Solaireの弁護士は、Mr.Xuへの支払いを確認した。しかし、Xuはコメントを控えている。オンラインゲーム会社の方は会社の責任者はシンガポールにいて病気治療中で証言できないと弁護士が語っている。しかし、3月29日に予定されているフィリピン議会の公聴会には出る予定とのこと。
フィリピンでは、海外に出稼ぎにでる国民が多いのだけど、今回の事件がこの人達の国内への送金において大きな支障を来すことになるだろう。
原文

コメント
コメントを投稿
コメントを歓迎いたします。
朝日センチュリーみずほ台の住人がより快適なマンション生活を送ることできるようにみなさんと一緒に考えてゆきたいと思います。